13日付の日本経済新聞の日曜面に「腰痛8割は原因不明」という見出しが目を引いた。厚生労働省の調べで、体調不良を訴える症状のうち腰痛は男性で1位、女性で2位。ただ8割以上のケースで痛みの原因はわからず、日常の心がけや簡単な体操で症状は改善できるという記事だ。

意外なのは、いまだに「8割も原因不明」であると明言していること。腰痛の原因には腰の関節や筋肉の異常など諸説あり、はっきりわかっていないというのだ。しかも多くの腰痛には仕事の悩みなどのストレスが大きく関わっているとも。しかも記事にはこうある。「国民病とも言える腰痛だが、ぎっくり腰など約85％の腰痛は、『医療機関へ行かなくても自然によくなっていく』」との東京慈恵会医科大学教授の言葉である。

これは、見方を変えれば、全く別の理由が存在しうるのではないのか。“自然によくなる”とは、肉体的な問題よりも、心理的な問題で、自然に腰痛の原因になるものが取れていくのではということだ。霊的に見ると、腰痛の原因の一つに不成仏霊の憑依がある。成仏していない迷える浮遊霊が助けてほしくて腰にすがってくることが、この世的には原因不明な腰痛となる可能性があるのだ。

もちろん必ずしも全てが憑依によるものではないだろう。本記事にも体操やストレッチでの改善法が指摘されていて、その部分も非常に大切だ。だがさらに霊的視点を持つだけで、憑依される理由が自分自身にないか自己点検したり、心の持ち方を変えるなど、心のケアをすることで、腰痛から解放されるかもしれない。その知識を入れるだけでも損はないだろう。「腰痛8割は原因不明」は、「腰痛8割は霊的原因」かもしれない。(ア）

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