《本記事のポイント》
- アポロ12号の宇宙飛行士が宇宙人について発言
- 宇宙人の地球飛来説を公言する宇宙飛行士たち
- UFOは宇宙人が飛来したという想定は非現実的ではない
地球に似た環境の惑星がいくつも見つかり、宇宙の生命体が発見される可能性が現実的なものとなりつつある。実際に月面に降り立ったアポロ計画の宇宙飛行士たちも、今までに宇宙人に関する様々なコメントを残している。
オーストラリアのニュースサイト、News.comの3月27日付記事で、アポロ12号の宇宙飛行士アラン・ビーン氏の宇宙人観が話題になっている。ビーン氏は、1969年、アポロ12号で月に行き、月面に降り立った12人のうちの1人で、現在85歳。
彼は「地球に宇宙人が飛来しているとは思わない」と言う。その理由は、「地球に来れるほど文明が進化しているということは利他的で友好的なはず。本当に飛来していたら、地球がまだ解決できないガンの撲滅といった方法を伝授するだろう」「1000年先といった未来に、地球が他所の星に行ったとき、きっとそうするように」というものだ。
ただし、彼は宇宙人の存在は信じている。「数えきれない星の数からしても、統計的に生命体が存在するはずだ」と言っている。
「エイリアンは我々を観察している」
この記事を受けて、米ハフィントン紙(3月29日付)と、英デイリースター紙(4月6日付)は、明確に宇宙人地球飛来説を訴える宇宙飛行士たちを紹介する記事を掲載した。
昨年亡くなったアポロ14号の宇宙飛行士エドガー・ミッチェル氏は、「エイリアンが我々を観察しているし、時々、飛来している」と公言している。米政府が情報を隠し続ける理由は「エイリアンに敵意があるのかどうか不明で、ソ連(当時)にも知られたくないからだ」とも言っている。
また、アメリカ初の有人宇宙飛行計画マーキュリー計画に参加した宇宙飛行士の1人、ゴードン・クーパー氏も宇宙人の飛来を強く信じている。彼は、膨大な数のUFOを目撃しており、1985年、国連に対し地球レベルで取り組むことを提言している。
同じくマーキュリー計画に参加した1人、ディーク・スレイトン氏もUFOを目撃し、強く印象に残ったと言っている。元宇宙飛行士でNASAの科学者でもあるブライアン・オレアリー氏は、「彼らが飛来している証拠は豊富にある」と言い切ってもいる。
最近ますます宇宙での生命体探査が注目されているが、そもそも地球人も、広大な宇宙の中に存在する知的生命体だ。宇宙の億年単位の歴史と、文明の進化を考えると、地球人類よりも数億年単位で文明が発達した星があってもおかしくはない。UFOは他の星の知的生命体が飛来したものという想定も、決して非現実的なものではないはずだ。(純)
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