3月も中旬を過ぎ、花粉症のピークがやって来ました。日本人の4人に1人がかかっているといわれる花粉症は、まさに「日本の国民病」と言えます。
しかしこの花粉症の発症について、医学でも"本当の理由"は分かっていません。
もちろん、メカニズムの一部は分かっています。ご存知のように、花粉に対して、体がアレルギー反応を起こすのです。
ただ、「なぜ現代になってから、花粉症という病気が生まれたのか」「人間がアレルギー反応を起こすようになったのか」は謎のままなのです。
スギやヒノキ自体は、昔から日本に多く存在しており、江戸時代から日光街道をはじめとして人通りの多い杉並木がありました。しかし、「飛脚が鼻水とくしゃみで困った」というような話も残っていません。
発症の理由については様々な学説があります。「食生活が変わったから」「戦後に大規模な植樹が行われた」「街がアスファルトで舗装されたから」「ディーゼル車の排気ガスが関係している」――。結論は出ていません。
花粉症も一種の「霊現象」!?
実は花粉症の出現には、スピリチュアルな原因があります。
大川隆法・幸福の科学総裁は、著書『心と体のほんとうの関係。』で、次のように指摘しています。
「(花粉症には) もちろん、原因の一つとして杉の花粉があるでしょうが、杉の花粉だけでは、絶対に、あのようにはなりません。霊的影響がかなり入っているのです。
ゴルフ場などをつくったりして、いろいろなかたちで山の切り開きが進んでいるため、おそらく、そこにあった木など、植物たちの集合霊が、かなり影響しているのではないかと私は感じています 」
人間と同じく、植物にも魂があり、死んだ後には霊としてさまようこともあります。花粉症は、一昔前の言葉で言うなら、自然破壊に対する「山の祟り」のようなものなのです。
花粉症解消のカギは「自然への感謝」
この花粉症に苦しむ人には、一つの特徴があると言います。
それは、「現代文明にどっぷりつかりすぎて、大自然に対する感謝を忘れている」ということ。
もちろん、親にしろ、自然にしろ、感謝といえば「しているつもり」なのが、人間の常……。しかし、この話を素直に受け止めて、自然に感謝をした人の中から、実際に「花粉症が治った」という声が出ています。
以前編集部が取材した60代の女性(東京都在住)は、このように語っています。
「私は昨年まで、花粉症に34年も苦しんでいました。毎年春になると鼻水が止まらず、目もかゆいので、薬を手放せませんでした。花粉の散るコマーシャルを見ただけで鼻がムズムズするほどでした。
幸福の科学では『花粉症になるのは、自然への感謝が足りないから』と言われているので、感謝の不足を素直に認めて『今年こそは花粉症を治そう』と決意しました。
杉のことは『嫌なやつ』と思っていたのですが、『私の自然への感謝が足りないことを教えてくれるありがたい存在なのだ』と自分に言い聞かせるようにしました。
ある時、ふと子供の頃の記憶がよみがえりました。当時はお風呂を薪で焚いていた時代。杉の枯れ枝をかごにいっぱい拾って帰ったときに、祖母がとても喜んでくれた顔を思い出しました。『杉のおかげでほめてもらえたんだったな』と思うと、私にとって憎きものから感謝すべきものへと変わりました。
すると、今年は症状がほとんどなく、一度も薬を飲まずに済んでいます」
花粉症でも「病は気から」
昔から、「病は気から」と言われていますが、花粉症にも当てはまるようです。花粉症で仕事や家事を"妨害"されて腹が立っている方も、いったん、「自然の有難さ」に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
【関連書籍】
幸福の科学出版 『心と体のほんとうの関係。』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=124
幸福の科学出版『震災復興への道』大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=38
※第4章に、スギ花粉症への対策として「スギの伐採」、また「花粉の飛散量の少ないスギ」の植林を提言。
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