9日発信のAFPニュースによると、米航空宇宙局(NASA)は、太陽観測衛星「STEREO(ステレオ)」が撮影した画像を元に、太陽を360度見ることができる画像を初公開した。

「ステレオ」は2基の観測衛星から構成されていて、2月2日にそれぞれ異なる方向から画像を撮影し、合成した。太陽活動を3Dで見ることができるのは世界初。

太陽の活動状況や太陽フレアの警戒予測など、宇宙天気予報が提供されることになるという。日頃当たり前のように恩恵に浴している太陽の、神秘のベールが剥がされていく瞬間に今、人類は立ち会っているのかもしれない。(ア)

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