7日発信のロケットニュースによると、mscbc.comに、小惑星「アポフィス(Apophis)」が地球に衝突するのではと伝えている。

「アポフィス」は2004年に発見された惑星。地球軌道と金星軌道を323日かけて公転している。発見当初、2029年4月13日に、地球に衝突する危険性があると示唆されていた。それもかなり高い確率(300分の1)での衝突の予想であり、米航空宇宙局(NASA)もこの推測を支持、しかしその後、可能性は下がった。ところが、今ふたたび注目が集まっている。

ロシアの科学者が唱えるところによると、最新のロシアの観測データで、アポフィスは2036年4月13日に地球に接触する危険があるという。NASAもこの説を否定しない。

衝突の危険性が7年先延ばしされた状態だが、だが、もっと気になることがある。アポフィスは2012年後半もしくは2013年前半に地球の軌道上に接近するとされているのだ。「2012年問題」では2012年12月21日に地球が壊滅的打撃を受けるというマヤの予言だが、まさにアポフィス接近のタイミングと重なるではないか。アポフィスは2036年に地球接触する以前に、2012年に地球に接近してもっと重大ななんらかの影響を与えることはないのだろうか。(ア)

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