6 日発信のAFP通信によると、火星の北極冠周辺に見える黒っぽい砂丘は、二酸化炭素の影響で地すべりを起こし、季節ごとに移動しているという論文が、3日の米科学誌サイエンスに発表された。

米航空宇宙局(NASA )の火星探査機マーズ・リコネサンス・オービターが撮影した動画から、砂丘の変化が明らかになった。

火星の1 年は680日。冬季はドライアイスが一帯を覆う。それが春になると昇華し、それによって砂丘表面も地滑りを起したり、砂丘にくぼみや溝をつくる。また非常に強い風が吹いていて、砂丘に波紋を描く。

火星の自然現象ばかりでなく、今度は火星に暮らす(大半は地下に暮らすとされる)火星人や火星生物の姿をぜひキャッチしてほしいものだ。(ア)

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