30日付け朝日新聞によると、カナダ・アルバータ大学などの研究で、白亜紀末の恐竜大絶滅が起きてから70万年ほど生き延びた恐竜がいたことがわかり、論文が米地質大学の専門誌に掲載され、同大が28日に発表した。

生き延びたと見られる恐竜は、米西部ニューメキシコ州で見つかった、「アラモサウルス」と呼ばれる草食恐竜。アラモサウルスの大腿骨を使って、「ウラン・鉛法」と呼ばれる方法で精密測定したところ、恐竜が巨大隕石の衝突で起きた気候変動で絶滅したとされる時期、約6550万年前よりも70万年新しい6480万年前であることが判明した。他の恐竜たちが滅んでも70万年も生き延びていたことになる。

気候変動が起きても一部の草地は残り、草食恐竜が生き延びることができたのではと研究チームは指摘。運がよかったのか、草食性のほうが順応性があるのか、「爬虫類型宇宙人レプタリアン」の中にも草食系がいるが、彼らも生き延びることがうまいのだろうか。(ア)

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