北アメリカ最大の火山地帯イエローストーン国立公園で、ここ数年間にわたり半径数キロの地面が大きく隆起していると、ナショナルジオグラフィックが報じている。

イエローストーン公園といえば、超巨大火山(スーパーボルケーノ)として、世界最大級の火山地帯として有名であり、60万年周期で噴火。前回は64万年前に噴火しているので、いつ爆発してもおかしくない時期に来ている。噴火すると、1980年のセントヘレンズ山の大噴火の1000倍に相当するそうだ。

イエローストーンの火山活動を長期にわたって研究中のユタ大学ボブ・スミス氏は、「最近の地表面の隆起は、その範囲の広さやスピードから異常事態と言わざるを得ない」という。

ただ、地下7000~1万メートル付近にあるマグマ溜まりの膨張が隆起の原因ではと、今回の隆起に関しては噴火の前兆ではなさそうだと同氏は語っている。

だが、油断はできない。本誌ザ・リバティの次号3月号ではいつもの「UFOパニック」を今回は、「2012年問題(マヤの予言により2012年12月21日で地球は壊滅するという説)」の記事にかえて紹介するが、天変地異の可能性の高いものとして、今、噴火しそうな火山の筆頭にこのイエローストーン国立公園の超巨大火山を上げている。本誌をご一読いただくと共に、今後、イエローストーンに注目をしていきたい。(ア)

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