米最高裁判所のアントニン・スカリア陪席判事がこのほど、「宗教的中立性」について言及した。

「宗教的中立性」とは、政府が宗教性と無宗教性・無神論を同等に扱わなければならないという考えだ。

9人いる米最高裁判事の中で、最も保守的であると言われているスカリア氏は、アメリカの憲法に規定されている「政教分離」は、「宗教的中立性」を定めるものではないと主張している。