「かくあるべし」に縛られる現代人に説く幸福論 - 「荘子の人生論」 - 大川隆法総裁 霊言レポート
2014.11.29
2015年1月号記事
公開霊言抜粋レポート
「かくあるべし」に縛られる現代人に説く幸福論
「荘子の人生論」
10月21日 幸福の科学教祖殿大悟館
孔子、老子に続いて、大川総裁は中国を代表する思想家である荘子の霊言を行った。孔子と老子はやや人間離れしたスケール感だったが、荘子はどんな人生論を語ったのか。
「救済など必要ない」
老荘思想の流れの中には、霊界や神秘思想が数多く登場する。そこで、荘子の霊に中国の霊界思想について尋ねると、「 そんなものはないよ(中略)。ただ、迷っている人と迷っていない人の差だ 」と一蹴。文明化が人間を堕落させたという視点から、厭世的な人生論を展開した。
老荘思想の「遊」や「無用の用」などを荘子自ら解説し、聴聞者を絶句させる禅問答のような発言を繰り返した。
そして、現代人は皆、「 人間とはかくあるべしみたいな考え方に縛られ過ぎてて、まったく面白くない 」と批評。その原因として、学校教育と仕事をしなければ生きていけない社会システムの2つを挙げた。
その一方で、現代はあり余る選択肢が用意されている時代であり、人生に挫折してどん底に落ちていると思っているような人は、考え方が甘いのだと叱責する一幕もあった。
現代には唯物論が広がっており、神秘思想の大家である荘子の霊界観は、やはり知りたいところ。仏教やキリスト教など、世界宗教はあの世の天国地獄を説き、魂の浄化を人類に教えてきた。しかし荘子は、天国地獄を認めながらも、「 なぜ、救済する必要があるのか。それぞれ自分が好むところに行っているだけ 」と、達観した立場を貫いた。
荘子は他にも、恋愛観や結婚観について大胆な議論を展開。終盤は「美」の本質についても言及し、人生論を芸術的な観点から語ってみせた。
総じて、自助努力型の視点から離れた人生論となり、中国思想の独創性を改めて証明する内容となった。
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大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か
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