中国と友人でいるためには(The New York Times)
2011.01.05
胡錦濤国家主席がオバマ米大統領の招待で来年 1月に国賓として訪米する。
これを受けて、カーター政権時代に国家安全保障問題担当顧問だったズビグニュー・ブレジンスキー氏が、 How to Stay Friends With China と題するコラムをNYT紙に寄せている。
両国の間には、元の切り上げ、人権問題、インドの民生用核エネルギー開発協力問題、中国のパキスタンの核開発支援など多くの問題が山積みしている。
しかも、最近の中国には、単独行動主義が目立ってきている。
だが不信感がもとになってお互いを悪魔呼ばわりするのは最悪の事態だという。
両国の協調関係が築けない場合には、世界全体にダメージを与えることを知らなければならない。
相互依存が高まる21世紀のグローバルな時代に、両国には国益を守る以上の使命があり、パートナーシップは、道徳的要請に導かれたものでなければならない、などと説いている。
タイトルそのものが中国寄りのスタンスで、米中による「G2論」 を唱えたブレジンスキーらしい。( HC)
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