健康診断「異常なし」基準を緩和 予防医学には「心の力」も必要だ
2014.04.12
健康診断で異常なしと判定される人が今よりも増えそうだ。日本人間ドック学会と健康保険組合連合会はこのほど、健康診断などでの「異常なし」とする基準値を緩和すると決めた。2011年に人間ドックを受診した150万人のうち、持病を持たず、薬も飲んでいない、健康な1万人の検査値を元に、数値の範囲を改定した。
2008年に40~74歳を対象に始まった特定健診・保健指導(メタボ検診)では、腹囲や血圧、肥満度、中性脂肪の値などを調べる。その結果によっては通院を義務付けられ、医師の指導の下、減量などに取り組むことになる。
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