ビットコインは本当にお金なの? - そもそモグラのそもそも解説
2014.03.29
2014年5月号記事
そもそモグラのそもそも解説
ビットコインは本当にお金なの?
東京・渋谷の「マウントゴックス」という取引所が2月末、「114億円分のビットコインが盗まれた」として経営破綻しました。これをきっかけに、大きく注目を集めた謎の通貨「ビットコイン」。これは、一体どんなものなのでしょうか。
ビットコインは、もともとお店のポイントカードやゲームコインなど、限られたサービスの中で使える、「仮想通貨」の一つ。実際のお札や硬貨ではなく、データとして存在します。
特徴的なのが、その入手方法です。インターネット上の難解な暗号を、専用のハードウェアで解読することで手に入ります。まるでネット上で金を採掘するようなイメージです。
そんなビットコインが、世界で使われ始めています。オンラインショップや、一部のレストランでも使え、銀行振り込みやクレジットカード払いと比べて、手続きが簡単で、安い手数料で決済や口座送金もできます。 通貨よりも便利な点が多く、世界中の人が円やドルをビットコインに交換しています。
人気が高まるにつれてビットコインは世界中で “採掘"され、今や時価総額1兆円分という、モンゴルのGDPに相当する量が流通しています。
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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