みんなの党は、やっぱり「渡辺党」!? みんなの党・渡辺喜美代表のホンネとは
2013.09.14
大川隆法総裁 公開霊言抜粋レポート
選挙協力解消、幹事長更迭…みんなの党はどこへいく?
「みんなの党は、私の党だ」
みんなの党・渡辺喜美代表のホンネとは
公開霊言「みんなの党は誰の党?-渡辺喜美代表守護霊破れかぶれインタビュー-」
2013年8月13日収録
守護霊とは…
人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂の兄弟」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
第一次安倍内閣で内閣府特命担当大臣を務め、行政改革や公務員制度改革を推し進めた渡辺喜美氏。2009年に自民党を離党し、総選挙直前に「みんなの党」を立党した。「第三極」の中でも、政策通の議員や、評論家、首長として活躍した人材が揃った党として期待は高く、2010年の参院選では、選挙区3人、比例区7人が当選。比例での得票数は公明党を上回り、改選第三党と躍進した。
ところがここに来て、結党以来のメンバーだった江田憲司氏が幹事長を更迭され、柿沢未途政調会長代理が離党するなど、党内分裂の危機が浮上してきた。みんなの党はこのまま分裂してしまうのか? 何を目指し、どこに行こうとしているのか?
そこで、大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁は、江田幹事長更迭騒動の約1週間後、渡辺喜美代表の守護霊を呼び出してインタビューを敢行した。
※大川隆法総裁による「みんなの党は誰の党?-渡辺喜美代表守護霊破れかぶれインタビュー-」の映像は、全国・全世界の幸福の科学の支部・精舎で拝聴できます。なお、この内容を収めた書籍は全国の書店で発売中です。
日本維新の会の橋下氏のやり方は「闇権力」だ
みんなの党は、今年の夏に行われた参院選に向け、日本維新の会と選挙協力を進めていた。道州制の推進、公務員制度改革など、政策面でも似たところの多い両者は、保守系勢力として、自民党の補完機能を果たせるのではないかとの期待もあった。
しかし、参院選直前の5月、日本維新の会の橋下徹共同代表が、いわゆる「従軍慰安婦問題」について、「精神的に高ぶる集団に休息を与えようとしたら、慰安婦制度のようなものは必要だ」などと発言し、大バッシングを浴びた。これをきっかけに、渡辺代表は「基本的価値観に乖離が生じてしまった」として協力関係を解消。それまですみ分けを行ってきた選挙区でも、対立候補を擁立する動きとなった。
結局、自民党優勢の「風」を止められないまま参院選に突入し、みんなの党は8議席獲得にとどまった。改選議席数は上回ったものの、2010年の参院選に比べると、獲得議席数、比例得票数ともに下回る結果となった。
渡辺代表の守護霊に、連携を解消した本当の理由について問うと、橋下代表へのホンネが飛び出した。
「あいつ、党の代表とか、国会議員になってからやれっちゅうの」
「『大阪都をつくって、大阪改革をするために、国会議員にはなれない』と言って政党をやってるなら、こんなの公然たる闇権力じゃないか」
そもそも橋下氏のやり方に対して良く思っていなかったことが分かった。
「地域主権」「道州制」の本当の意味は「栃木遷都」!?
橋下氏への不快感は、渡辺代表が主張してきた「地域主権」「道州制」の政策とも絡んでいるようだ。
渡辺代表は、第一次安倍内閣時代に内閣府特命担当大臣を務め、道州制のビジョンをつくった経歴を持っている。みんなの党でも「地域主権型道州制」を主要政策のひとつとして主張するなど、思い入れは深い。
「道州制」について渡辺代表の守護霊に尋ねると、
「栃木県は大事や。だから、大阪に首都を持っていこうっちゅうのは、けしからん。許せん!」
「わしも父の遺志を継いで、『栃木遷都』に燃えとるんだ。『道州制』の本当の意味は、『栃木遷都』なんじゃ」
などと話し、地元栃木への思い入れの強さをにじませた。
とはいえ、「琉球独立論」のようなトンデモ論が出てくる昨今、「地域主権型道州制」を推し進めることは、国防の弱体化につながる。党勢拡大のためには、栃木のことばかり主張するわけにはいかないのだろうが、道州制を推進して日本を解体させるくらいなら、正直に「栃木遷都を目指す」と言ってはどうか。
「みんなの党は、私の党だ」
続いて、渡辺代表の守護霊は、江田幹事長の更迭の真相についても述べた。
江田氏は、渡辺代表と共にみんなの党を立党し、幹事長に就任。党運営の中核を担ってきた。日本維新の会をはじめ、他党との連携に積極的だった江田氏と、渡辺代表との確執は当初から噂されてはいたが、今夏の参院選後、党運営や野党再編についての考え方をめぐる路線対立が表面化。特に、参院選の投開票日に、江田氏が単独で民主党、日本維新の会幹部と会談を行ったことは、渡辺代表の逆鱗に触れたようだ。
結果として、8月7日に行われた両院議員総会において、渡辺代表が江田氏の幹事長解任を提起し、江田氏は更迭された。後任の幹事長には、渡辺代表と関係の深い浅尾慶一郎氏が就任している。
内外からワンマンぶりが指摘されることの多い渡辺代表だが、江田氏を更迭した理由は一体なんだったのだろうか?
「うるせえんだよ、あいつは。東大出の通産官僚上がりだから、ほんとは公務員のリストラなんて賛成じゃねえんだよ」
渡辺代表の守護霊はこのように話し、自分と考えの違う江田氏を疎ましく思っていたことを吐露した。
しかしこれでは、「一人ひとりの国民に根ざした政党」との願いを込めた「みんなの党(Your Party)」の看板倒れなのではないか? これについて、渡辺代表の守護霊は、
「やっぱりねえ。みんなの党は、私の党なのよ。わしの言うことを聞かんやつは、それで交替なのよ」
と豪語。周囲の印象通り、ワンマン党であったことが明らかになった。
みんなの党は、9月6日、国会内で、渡辺代表が提唱する「政党ブロック構想」についての勉強会を開いたが、出席したのは、所属議員35人中17人にとどまった。
本霊言の発刊後、週刊誌には、「『みんなの党』は『俺の党』?」という見出しが躍った。日本維新の会の橋下代表も「『考え方が違うから出ていけ』なんてやっていたら、みんなの党は、『独りの党』になってしまう」と発言するなど、考えの違う人を排除する独断的なやり方に批判が高まり、渡辺代表の後についてくる人は減りつつある。
目玉政策「公務員制度改革」はどうする?
今後、みんなの党はどこに行くのだろうか。日本維新の会との連携は今のところうまくいっていないが、政策の違いで独自性を出すことはできるのだろうか?
みんなの党は「インフレターゲットを設ける」「金融緩和を進める」など、幸福実現党や自民党が掲げている経済政策とかなりの部分で一致しているが、このあたり、どこまで確信を持って打ち出しているのか。渡辺代表守護霊に聞くと、
「そらあ、大川さんの言うとおりにしといたほうが、だいたい合ってるんじゃないの?」
と述べ、幸福実現党・大川隆法総裁の提言が、同党の政策の思想的根拠になっていることを打ち明けた。
また、みんなの党の目玉政策とも言うべき「公務員制度改革」については、
「『民間の1.5倍も公務員の給料がある』っていうのは、やっぱりけしからんですよ。まず、民間並みにしてから言いなさいというのは当然だな」
「ほんとはなぁ、(公務員を)百万人くらい削減したい」
と話し、“お代官"をいさめる民衆の味方を気取ったが、公務員を削減しすぎると失業対策が必要になることについては、あまり考えていない様子だった。
今回の守護霊インタビューは、破れかぶれで言いたいことを述べ続ける、渡辺代表本人を彷彿させる。本心を悟られないよう、分かりにくい言葉を使って話す政治家が多い中で、親しみを感じる人も多いかもしれない。他党の代表の守護霊インタビューと読み比べると、一層興味深いだろう。
だが、守護霊の言葉を聞く限り、みんなの党の存続は難しそうだ。野党再編の動きの中で、十分に独自性を打ち出せていない。今のままでは、栃木の「地域政党」として生き残るほかないという未来が見える。
それを避けるにはどうすればいいか。大川総裁が、この霊言の後、意外なアドバイスをしている。それは、今、じり貧の日本維新の会についても同様だ。経験豊富な議員を抱えるみんなの党が、このまま消滅してしまうのは惜しいものだ。みんなの党も日本維新の会も、党消滅でもなく地域政党化でもない「第三の道」が開けるかもしれない。
このほか、渡辺代表の守護霊は、以下のような点についても語った。
- 自民党と連携するための「条件」とは?
- 外交や憲法については何を考えている?
- 栃木県に総本山を持つ幸福の科学への思いとは?
- 国会議員定数削減については実は消極的
- 父・美智雄氏が首相を断念するきっかけとなったリクルート事件について
- 自民党を離党した本当の理由
- 税制改革案は、与党の立場と野党の立場で変化する?
- 栃木でご当地マスコットを売り出したい?
- 尖閣・竹島問題を解決するユニークなアイデア
- 過去世は「太閤秀吉でありたい」!?
詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か
ここに紹介したのは霊言のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
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