「安倍政権をつぶすなら、消費税を上げるべき」 海江田万里・民主党代表守護霊が語る自民党の弱点
2013.08.27
大川隆法総裁 公開霊言抜粋レポート
「安倍政権をつぶすなら、消費税を上げるべき」
海江田万里・民主党代表守護霊が語る自民党の弱点
「海江田万里・後悔は海よりも深く―民主党(タイタニック)は浮上するか―」
2013年8月3日収録
守護霊とは…
人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂の兄弟」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
7月の参院選で、大幅に議席を減らした民主党。現在、この民主党代表を務める海江田万里氏は、もとは経済評論家として活躍していた。金融や財政についての分かりやすい解説には定評があり、金融自由化や国際化の流れの中、自助努力で個人資産をいかに守り、増やしていくかというスタンスで評論家活動を行っていた。
しかし、民主党の経済政策は、いかに政府のお金をばら撒くかという視点で組み立てられている。これは、かつての海江田氏の主張とは方向性が違うようだ。
海江田代表は、本音では民主党の政策や行く末をどう見ているのか。
今となっては沈みつつある政党だが、昨年まで3人の首相を出し、政権与党の座にあった民主党代表の本心を探ることは、今後の政界再編を考える上で価値がある。
そこで、大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁は、海江田万里・民主党代表の守護霊を呼び、海江田氏の本音を聞きだしながら、民主党の先行き見通しを探った。
※大川隆法総裁による「海江田万里・後悔は海よりも深く―民主党(タイタニック)は浮上するか―」の映像は、全国・全世界の幸福の科学の支部・精舎で拝聴できます。なお、この内容を収めた書籍は全国の書店で発売中です。
「安倍政権をつぶすつもりなら、消費税を上げるべき」
昨年8月、消費税増税法案が、民主、自民、公明の3党の主導によって可決・成立した。
今年7月の参院選でも、海江田代表は「社会保障制度改革を進めるため、民主党は、消費税の問題も逃げずに議論してきた」と、消費税増税の意義を訴えた。
一方、安倍首相が進める経済政策については、「物価が上昇しているのは、アベノミクスの副作用だ」「(アベノミクスのいう)三本の矢は、国民生活を破壊する矢になろうとしている。その毒矢を防ぎ、生活を守る盾を考えなければならない」などと批判した。
しかし、本音しか言えない守護霊の言葉は、地上にいる本人の主張とはまったく違っていた。かつては経済評論家として活躍していた海江田代表は、アベノミクスは、本当は自分がやりたかったくらいであり、批判は本心と違うから力は出なかったと告白した。
さらに、消費税についてはどう考えているかという質問に対して、 「安倍政権をつぶすつもりだったら消費税上げすべきだ」 と語り、この問題が政権を揺るがすほどのインパクトを持っていることを認めた。
安倍首相は「秋までに増税の決断をする」と述べているが、麻生副総理兼財務相は、「国際公約に近いから、上げないほうが大変な影響を受ける」と、財務官僚の振り付け通り増税に走ろうとしている。増税推進派を抑え込めず、予定通り消費税を上げてしまえば、「それが安倍政権の命取りになる」と、ライバル政党の代表は見ているようだ。
日本を傾かせる消費税増税
実際、海江田氏の守護霊の言葉通り、消費税増税は政権を揺るがしかねないインパクトを持っている。
1997年4月、村山内閣の時に決まっていた、消費税の引き上げが実施された。
当時の日本は、いわゆる“バブル崩壊"の痛手から立ち直りつつあり、民間投資も上向きかけていた。しかし、3%から5%へ増税されたことで、日本経済は再び苦境に陥ることになる。
11月には、山一證券、北海道拓殖銀行が相次いで破綻。翌年には日本長期信用銀行、日本債券信用銀行など、大手の金融機関が次々と破綻に追い込まれた。
1997年度の倒産件数は、1万7439件で、前年度比17.4%増加。景気の低迷を招き、GDPは前年度比0.7%減、23年ぶりのマイナス成長となった。
その結果、想定していたようには税収が伸びず、翌年からむしろ減り始める。さらに、不況の影響からか、自殺者は1998年に急増し、3万人を超えた。
現在の安倍内閣の支持率は、経済政策への期待によるところが大きい。今、1997年と同様のことが起こったら、海江田守護霊が言うように、おそらく安倍政権はつぶれるだろう。
特に今回は、2014年には8%へ、2015年10月には10%へと二段階で5%も増税するのだ。1997年とは比べものにならないダメージが襲う可能性も高い。
消費税引き上げを実施した橋本龍太郎元首相は、後に「財務省の言いなりになって増税したことは間違いだった」とつぶやいていたそうだが、このままでは、また同じ過ちを繰り返すことになる。
「民主党は、資本主義の原理に反した人たちに支えられている」
海江田守護霊は、民主党の支持層についても言及した。
参院選後、党の内外から「大敗の責任を取って辞任すべきではないか」との声も上がったが、代表続投を表明した海江田氏。続投の支持を取り付けるため、参院選後の7月30日、民主党の支持母体である連合の古賀会長と会談した。
古賀会長は、参院選の惨敗に苦言を呈しながらも「党再生に取り組んでほしい」「これからも緊密に連携を取る政党は民主党だ」と述べたとのことで、今後も民主党は労組の意向を無視できなくなった。
労組系の組織票は確かに魅力ではあるが、民主党内の保守系議員からは反発もあり、党の分裂も招くのではないか。民主党を支える労組について、海江田代表の守護霊は、以下のように本音をぶちまけた。
「仕方ないから頭を下げているけど、俺、ほんとは嫌いなんだよ。(民主党は)働かなくても給料が欲しい人たちの集まりに支えられている政党だから、基本的には資本主義の原理に反するんだよ」
とはいえ、海江田代表本人は、選挙の責任を取って辞任した細野幹事長の後任に、日立労組出身の大畠章宏氏を起用している。8月6日には、労組系議員の支持を受けた郡司前農水大臣が、新しく参院民主党の議員会長に選出されるなど、現在のところ党内の労組系勢力の発言力は強まっている。
「集団的自衛権を通したらいい」と、安倍首相にエール?
民主党は、政権与党の座にあった3年半の間、国防・安全保障政策についても迷走し、無知をさらけ出した。鳩山由紀夫元首相は「沖縄の普天間基地を県外に移設する」と言ったかと思えば、「学べば学ぶほど沖縄の海兵隊の抑止力の大切さが分かった」などと発言し、国内外の失笑を買った。菅直人首相も、「改めて法律を調べてみたら『総理大臣は、自衛隊の最高の指揮監督権を有する』と規定されていた」と発言し、自衛官の士気を大いに下げた。
このような民主党の国防政策について、海江田代表はどう思っているのか。
「集団的自衛権を認めたら平和に反すると思っているけど、アホだから説明しても分からないんだよ」
選挙期間中は、海江田代表自身も、「解釈改憲による集団的自衛権のなし崩し的な容認はいけない」「国防軍の創設は許してはならない」と訴えていたが、本心は違ったようだ。
それどころか、 「安倍さんは腹をくくって、集団的自衛権を通したらいいよ」 と、安倍首相にエールを送った。
安倍首相を応援するのはよいが、日本の行く末に責任を感じる政治家なら、自らの信念を貫くべきだろう。国防・安全保障政策についても、支援団体の意向を無視できず、政治家としての信念を貫けない海江田代表の弱さが明らかになった。
今後、民主党はどこへ行くのか
この度の参院選で与野党のねじれは解消したが、自民党と連立を組む公明党との政策のねじれは解消されていない。また、反自民党勢力の受け皿になる有力な野党も見当たらない。
今後、政界再編が行われるにあたって、民主党が再浮上するチャンスはないとはいえない。
しかし、民主党には労組系から保守系まで多様な価値観を持つ議員がいる。その中にあって、民主党が一枚岩となって党勢を回復させるためには、良くも悪くも、かつて代表を務めた小沢一郎氏のような強いリーダーシップを発揮できる人物が必要かもしれない。
今回の霊言では、海江田氏の本音はまっとうだが、信念を貫けない弱さもまた明らかになった。これが支援団体とのしがらみを生み、党内の分裂を加速させていることもまた事実である。
タイタニック・民主党の再浮上は、今のところ厳しそうだ。
このほか、海江田代表の守護霊は、以下のような点についても語った。
- 民主党が参院選で大敗した理由には、国民の「信仰心」がある?
- 「原発ゼロ」の方針について、本当はどう思っているか?
- 消費税に頼らずに税収を上げる道がある。
- 「国家が破産するぞ」というのは財務省の洗脳?
- 憲法9条を改正するには、マスコミ対策が要る。
- 従軍慰安婦や日本の植民地支配についての見解は?
- 「大川談話」についてはどう考える?
- 日本の歴史教育は公平性に欠ける?
- 民主党代表を、本当は誰かに代わってほしい?
- 幸福実現党の存在意義については、どのように考えているか?
詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か
ここに紹介したのは霊言のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
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