「脱原発は現実的なの?」が3分でわかる動画
2012.12.13
原発を論じる3分の動画「原発か? それとも反原発か?」が、YouTubeに出て話題になっている。
例えば、「原発のメリット」。原発を推進すると、いいことが3つあるという。
(1)企業の発電コストが減り、個人がリストラから、企業が倒産から守られる。
(2)日本のエネルギー自給率が上がり、石油を運ぶシーレーンが紛争などに巻き込まれても電力不足などの事態を起こさない。
(3)原発の存在が「いつでも核ミサイルをつくれる」という潜在的な「核抑止力」になり、中国・北朝鮮の脅威から日本を守ってくれる。
また、「脱原発は現実的なの?」という問いに、水力発電は発電量全体の8%、太陽光発電に至っては1%未満しかなく、もし原発を止めたらエネルギー自給率は4%まで落ちてしまう上に、発電コストは年間3兆円も増えると答えている。
戦後の日本は、軍事的危機に際して「日米同盟がある」とアメリカの「核の傘」を頼ってきた。しかしこのほど米情報機関は、2030年までに中国が世界最大の経済大国となり、米国が「同等の国々の中の1番手」になっている可能性が高く、アメリカの一極構造が終わりを迎えるとの報告書を発表した。
日本の防衛をアメリカ頼み一辺倒にしていい時期は終わりつつあり、日本は、自力で国防力を持たなければならない。この現状の中で、原発は「核抑止力」として防衛力を強化し、安い電力を安定供給することで経済力を強化する。日本にとって、原発は生命線なのだ。
この動画を見れば、国防の危機に、脱原発などと言っている暇はない、ということが3分でわかる。脱原発一辺倒の今回の衆院選の“洗脳"を解くのにピッタリの動画だ。(居)
【関連サイト】
YouTube動画 「原発か? それとも反原発か?」
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http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5277
2012年12月10日付本欄 「脱原発」が日本を滅ぼす本当の理由
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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