BBCが尖閣問題に関する日本人学生の英語インタビューを放送
2012.11.17
本欄でもその活動を伝えてきた、全国の大学生でつくる「未来創造の会」が英国放送協会(BBC)によって全世界に紹介された。14日にイギリス国内でテレビとラジオで流れ、約200カ国で放映されているBBCワールド・ニュースでも放映。インターネット上でも配信された。
テレビ: http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-20320669
ラジオ: http://www.bbc.co.uk/podcasts/series/globalnews
(GlobalNews: 14 Nov 12 PM Israel kills Hamas military chief 16分50秒から17分30秒)
テレビでは、「Will China's warships trigger arms race with Japan?」(中国艦船は日本との軍備競争の引き金を引くか?)というタイトルで、尖閣諸島問題後、日本が「右傾化」しつつあると紹介。次期首相と目される自民党総裁の安倍晋三氏のインタビューに続いて 「未来創造の会」を"Students for the Future"と紹介し、渋谷での街宣の様子を放映した。インタビューを受けた飯田知世さん(20歳)は「フォークランド紛争の際のマーガレット・サッチャー首相のように、日本も尖閣諸島を守るため断固たる姿勢を示すべきです」と話した。
ラジオでは、日中関係の緊張を伝える話題の中で、「中国に対して怒っているのは安倍晋三氏だけではない」として、「未来創造の会」の女子学生のインタビューを紹介。女子学生は「最近の中国の行動に対してどのように思うか」という質問に対して“China is really greedy(中国はとても欲深い)"とし、英語で「中国はあんなに国土が広いのに、さらに資源やエネルギーを奪おうとしている。国土が狭い日本から尖閣諸島を取ろうなんて、中国は欲深すぎる」との内容を答えた。
大川隆法・幸福の科学総裁は、他国人に比べ、日本人が英語で思想や意見を発表することが少ないことは問題であるとし、日本人は国際社会を念頭に置いて考え方をまとめ、自分の意見を英語で発表して世界に知らせる必要があると指摘している。領土問題や国際問題について、日本人の考えを最も正確に国際社会に伝えられるのは日本人自身だ。日本人が英語で意見を発信すれば、海外メディアに報じられる機会が増え、国際社会への影響力が増す。学生たちの堂々たる発言は、世界のリーダーとしての日本人のあるべき姿を示していると言えよう。(晴)
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