幸福の科学大学 2015年開学へ 津波発生時3000人避難可能
2012.04.27
学校法人・幸福の科学学園(九鬼一理事長)が25日、千葉県庁記者クラブで、千葉県長生村に2015年4月の開学を予定している「幸福の科学大学」の計画概要を発表。26日付千葉日報などが報じた。
記事によると、同大学は、文系の「人間幸福学部」(1学年170人)と、理系の「未来産業学部」(1学年70人)の2学部、4学年全体の学生数は960人規模になる見込み。最寄り駅は、JR外房線「上総一ノ宮」駅より車で約15分。
建設予定地は、このほど宗教法人・幸福の科学から寄付を受けた、九十九里浜に近い長生村一松の約17万平方メートルの敷地。校舎や礼拝堂、体育館や学生・教職員の寮などを設置する。2013年の秋以降に着工し、2014年3月に文部科学省への設置認可申請を予定している。
同大学によると、計画中の建物は海に面した場所に建てるため、校舎棟の1階部分は壁がなく柱だけの「ピロティ構造」で、万が一のときに津波を抜けやすくして安全性を高める。また、校舎棟の屋上は、災害時の学生や近隣住民の一時避難場所として開放する予定で、約3000人を収容できるように設計するという。
建学の精神である「幸福の探究と新文明の建設」に基づき、宗教的素養を基礎として、高度な専門性を習得する教育や研究を進め、日本と国際社会に広く貢献できる「徳ある英才」づくりを目指すとしている。
幸福の科学学園は、2010年4月、栃木県那須町に、「幸福の科学学園中学校・高等学校」を開校させ、今年3年目を迎えている。また、滋賀県大津市では、「幸福の科学学園関西中学校・高等学校(仮称)」の2013年4月の開校を目指し、現在、建設を進めている。
【参考HP】
千葉日報web版記事 「幸福の科学大学」15年開学へ 4学年960人規模 長生村に建設予定
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/79241
幸福の科学学園 中学校・高等学校HP
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