レディー・ガガ「いじめは犯罪。違法にすべき」

2011.09.25

米国のパフォーマンス・アーティスト、レディー・ガガが、18日に14歳の少年がいじめ自殺をしたことに対して激しく憤り、21日にTwitterで「いじめを違法にすべき。大統領と会う」とつぶやいて、話題になっている。Yahoo! NEWSほか複数サイトから紹介。

米国バッファロー在住だった14歳のジェイミー・ロードマイヤー君は、同性愛者であることを理由に学校でいじめられていたばかりか、ネット上でもこんな言葉を浴びせられていた(汚い言葉だが、あえて引用する)。

「JAMIE IS STUPID, GAY, FAT AND UGLY. HE MUST DIE!(ジェイミーは馬鹿でゲイでデブで醜い。死ぬしかない!)」

「I wouldn’t care if you died. No one would. So just do it. It would make everyone WAY more happier!(お前が死んでも俺は何とも思わない。誰も思わない。だから、さっさとやれよ。そのほうが皆、ズーッと幸せになれる)」

ジェイミー君の友人や家族は、彼がいじめられ、自殺を口にしていたことを知っていた。彼は一時期、レディー・ガガの発言に励まされたこともあり、母親は「最近は気にしていないように見えました」と話している。

以下、レディー・ガガのTweetから。

「Jamey Rodemeyer, 14 yrs old, took his life because of bullying. Bullying must become illegal. It is a hate crime.(ジェイミー・ロードマイヤー君14歳が、いじめられて自ら命を断ちました。いじめは違法にすべきです。いじめは憎悪犯罪なのです)」

「The past days I’ve spent reflecting, crying, and yelling. I have so much anger. It is hard to feel love when cruelty takes someone’s life.(ここ数日、私は考え込み、泣き叫んで過ごしました。ものすごく怒りを覚えます。残酷さが誰かの命を奪うとき、愛を感じるのは難しい)」

「I am meeting with our President. I will not stop fighting. This must end. Our generation has the power to end it.(大統領に会うつもりです。戦いはやめません。こんなことは終わらせなければ。私たちの世代には、いじめを終わらせるパワーがあります)」

レディー・ガガは過去に慈善活動にも参加している。彼女のTweetの通り、いじめの残酷さは愛と正反対のものだ。これ以上命が失われる前に、愛に基づく義憤のパワーで、米国でも日本でも「いじめ処罰法」を成立させる必要がある。(司)

【関連記事】教室に正義を!(4)『いじめ処罰法』(原案)─大川隆法案─

http://www.the-liberty.com/article.php?pageId=5&item_id=1024


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