プラズマ・小型核融合装置の研究で最先端をいくHSU(ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ)

2026.03.29

九十九里浜に面した千葉県長生村にある、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ長生キャンパス。

2026年5月号記事

プラズマ・小型核融合装置の研究で
最先端をいくHSU

ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ

未来文明の源流となる研究が着々と進むHSU。
「世界一」に躍り出た、小型核融合研究・最前線を報告する。

ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)創立者である大川隆法・幸福の科学総裁は2015年4月の創立時の入学式で、HSUの未来産業学部に期待することとして、こう説いた。

『未来産業として、日本の未来にこれが必要だ』とか、『世界の未来にこれが必要だ』とか、そういうものを見いだしてください

これからの日本や世界を引っ張っていくような産業をつくりたいのです

今、与えられている課題、すなわち、『未来の産業をつくって、日本や世界の多くの人たちが豊かに発展していけるようにするには、どうしたらよいのか』(中略)という課題に、真っ向から立ち向かっていっていただきたいのです。大学院や研究所、工場、株式会社など、そうしたものはつくることができるので、どうか安心してください

とにかく、どの分野でもよいので、『世界一のもの』をつくろうではありませんか」(*)

(*)『未知なるものへの挑戦』第1章

「世界一」を達成

大川総裁の播かれた夢の種子は、見事に実を結びつつある。

HSUは、小型の放電型核融合装置による中性子生成数において、世界一を達成。この記録を上回るべく、現在も果敢に挑戦し続けている。

この研究を率いているのは、未来産業学部ディーンの大川博司氏だ。

核融合というと一般に、大型の核融合装置によるエネルギー発電を連想する人が多いだろう。核融合は、核分裂を利用する原子力発電とは異なり、放射線廃棄物が少ないエネルギー発電で知られている。

大川氏の携わるここでの研究も核融合のこの原理を利用する点では変わらないが、真空チャンバー内に重水素ガスを導入し、高電圧を印加して放電する放電型核融合方式であり(下写真1)、応用範囲の極めて広い中性子源としての核融合装置であるという点が大きな魅力となっている。

核融合反応で生成される電気的に中性の粒子である中性子は、医療・バイオ・化粧品、石油製品、自動車部品、半導体などの情報通信産業や、エネルギーなど、市場規模はGDPの約10%にあたる52兆円と巨大だ(下図)。

いずれHSUのある千葉の長生村に日本のシリコンバレーをつくりたい」と語る大川氏は、研究室の若手研究者とともに、世間の常識を破り、理論的には限界と言われた数値を超えた生成数を実現。

夢の治療と言われるがん治療への実用化も間近である。その挑戦について、話を訊いた。

現在の小型核融合装置(HSUの革新プラズマ技術研究所内)

J-PARCセンター調査資料に基づいて作成

※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。

 
次ページからのポイント(有料記事)

発明の精神と起業家精神の両輪で「世界一」を達成/HSU未来産業学部ディーン 大川 博司氏インタビュー

Column 核融合による人工太陽が月面基地に出現する

開業医が語る、プラズマ治療の魅力/もといハッピークリニック院長 元井 敏江氏インタビュー

 

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