釜山での米中首脳会談における中国側の狙い【澁谷司──中国包囲網の現在地】

2025.11.10

アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師

澁谷 司

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

北京は「4中全会」開催前に突然、相次いでレアアース、リチウム電池、人工黒鉛、超硬材料設備などすべてを輸出規制対象に追加した(*1)。

同時に、北京はNVIDIAやクアルコム(米国の移動体通信の通信技術や半導体の設計開発を行う企業)などの米企業を調査している。

(*1)10月10日付中国瞭望

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タグ: 中国包囲網の現在地  関税  米中首脳会談  澁谷司  脱中国  失業率  半導体  貿易戦争  輸出規制 

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