「米民主党が支持者激減で危機に瀕している」と米左派紙報道 ─ 何もしてくれない民主党と、有言実行のトランプ政権との差は歴然

2025.08.28

《ニュース》

米紙ニューヨーク・タイムズがこのほど、「民主党の有権者登録が激減し、危機に瀕している」という"衝撃的な"分析結果を報じました。

《詳細》

ニューヨーク・タイムズによると、2020年の大統領選挙から2024年の選挙にかけて、政党別の有権者登録記録を保管している30州すべてで民主党の有権者登録数が減少したといいます(無党派のデータ会社L2がまとめた登録データに基づいて分析された)。

全体で見ると、民主党は4年間で約210万人の有権者を失い、共和党は約240万人もの有権者を新たに獲得しました。20年時点では、民主党は共和党に11ポイントリードしていましたが、24年にはその差は6ポイントにまで縮小しています。民主党がリードしているのも、カリフォルニア州のような民主党支持の州では政党別の有権者登録ができるのに対し、共和党支持のテキサス州などでは認められていないことが一因であると、同紙は分析しています。

また、両党の支持率が拮抗し選挙を左右する激戦州でも、登録制度のある4州(アリゾナ州、ネバダ州、ノースカロライナ州、ペンシルベニア州)すべてで民主党支持率が大幅に低下。登録者数ではまだ民主党がわずかに上回っているとはいえ、優位性はすでに失われています。現に今回の大統領選挙では、トランプ氏が7つの激戦州すべてを制し、完勝しました。

さらに、新規有権者登録数においては共和党が民主党を逆転。18年から24年の6年間で、共和党のシェアは9ポイント上昇し、民主党は8ポイント近く減少しました。

特に若い有権者の多くが共和党を選択しています。18年時点では、45歳未満の新規登録者の3分の2が民主党支持でしたが、20~24年の間に、高齢層に比べて3倍の速さで減少。24年には共和党が圧倒的多数を占めたといいます。詳細なデータを公表している激戦州のネバダ州では昨年、35歳未満の共和党の新規有権者登録数が、民主党の2倍に上ったほどです。

有権者登録を綿密に追跡しているマイケル・プルーサー氏(選挙分析サイト「「Decision Desk HQ」のデータサイエンス担当ディレクター)は、「『民主党の死のサイクル』とは言いたくないが、これは終わりがないようだ」「希望の光も、助け舟も出ない」と嘆いています。

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タグ: 支持率  トランプ政権  民主党  不法移民  有権者  世論調査  支持者 

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