「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」中止にアーティストらが落胆と怒りの声 過剰な自粛要請に国民は我慢の限界
2021.07.08
《ニュース》
8月に茨城県で開催が予定されていた国内最大級の野外音楽フェス「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」の中止が7日、発表されました。2年連続の中止となります。
《詳細》
同フェスは2000年にスタート。フジロック・フェスティバル、サマーソニックと並び、日本における夏の「3大ロックフェス」の一つとして知られています。
今年はひたちなか市の国営ひたち海浜公園で8月7~9、14、15日に開催を予定しており、RADWIMPS、King Gnu、YOASOBI、あいみょんなど、日本を代表するアーティストら40組の出演が決まっていました。19年は過去最大となる33万7千人を動員しましたが、今年は新型コロナウィルスの感染対策として、定員を例年の半数以下にし、通常の7ステージから1ステージに減らしての開催を予定していました。
同フェス事務局は、茨城県医師会と県内26の医師会などから中止・延期の検討を要請され、開催を断念したと発表。要請には、今後の感染拡大状況に応じて、開催の中止または延期を検討することや、仮に開催する場合も、更なる入場制限措置などを講じ、参加者の会場外での行動を含む感染防止対策に万全を期すこと、といった内容が明記されていました。
これらの要請を検討した結果、「医師会からの要請に十全に応えることは今の私たちにはできない」として、開催を断念したと発表しています。
《どう見るか》
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