米CDC前所長が「コロナは武漢研究所が起源」と仰天発言!
2021.03.27
CDC所長だった当時のレッドフィールド氏(中央)。画像:米ホワイトハウス
《本記事のポイント》
- 米CDC所長を務めたレッドフィールド氏がコロナ研究所起源説を唱えた
- 研究所説をまともに取り上げてこなかったCNNが、まさかの報道
- 日本のメディアも研究所説を客観的に報道すべき
今年1月まで米疾病対策センター(CDC)の所長を務めていたロバート・レッドフィールド氏が、3月26日に放送されたCNNの番組で、新型コロナウィルスの起源は中国の武漢ウィルス研究所であり、武漢では2019年9月にも感染が広がっていたと述べた。
レッドフィールド氏は、コロナが動物からヒトに感染し広がったといった他の説より、武漢ウィルス研究所から漏れたという説の方が、現実味を帯びているとの考えを示した。
同氏は、「他の人はこの説を信じていない。それは構わない。最終的には科学が解明するだろう」「研究所で扱われている呼吸器病原体が、職員に感染するのは珍しいことではない」などと発言。「もし私が推測するなら、このウィルスは2019年9、10月のどこかの時点において、武漢で感染が始まった」と述べ、コロナの感染は一般的に信じられている12月より早く広まっていたとの見解を提示した。
トランプ氏とは距離を置いていた人物
レッドフィールド氏は、トランプ前大統領からCDCの所長に指名されたが、コロナ対策をめぐっては、トランプ氏とはかなり距離をとっていた。そのため、「コロナは中国からやって来た」と何度も批判したトランプ氏と同じ見解を示した、レッドフィールド氏の発言は意外性をもって受け止められている。
興味深いのは、CNNが今回の発言を報じたことだ。CNNは、コロナ研究所説をほとんど取り上げず、取り上げる際には「証拠はない」とのフレーズをほぼ必ず付け加え、「チャイナウィルス」と呼んだトランプ氏を痛烈に批判。つまり、「コロナは自然発生説」との見方に立つメディアの一つだ(自然発生説も明確な証拠がないことは付言しておきたい)。
日本のメディアも研究所説を報道すべき
当然のように、レッドフィールド氏の発言はすぐさま物議を醸している。しかし、科学の真実は多数決で決まるわけではない。
そもそも、真実の解明を妨げているのが、中国共産党であることは広く知られている通りだ。中国は、コロナがヒトからヒトへ感染すると声を上げた告発者や、研究所から漏れたという中国人学者の論文を抹殺するなど、情報を隠ぺいし続けた。そうした状況証拠から見ても、研究所説は高い合理性があると言え、真剣に検証されるべきである。
レッドフィールド氏の他にも、研究所説を唱える人は数多くいる。日本のメディアも、そうした人々を客観的に取り上げ、真実の解明に協力すべきである。
【関連書籍】
『ザ・リバティ』2021年3月号
幸福の科学出版
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2021年3月12日付本欄 中国はゲノム編集技術「クリスパー」でコロナ研究を行っていた!
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2021年2月4日付本欄 WHOが武漢ウィルス研究所を調査 派遣メンバーの一部は長年、中国と共同研究していた!
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