ハリス米副大統領が、大統領に代わって首脳会談 バイデン氏の職務遂行能力に懸念の声
2021.02.20
画像:mccv / Shutterstock.com
《ニュース》
アメリカのカマラ・ハリス副大統領が、バイデン大統領に代わって外国首脳と電話会談するケースがあり、異例だとして波紋を呼んでいます。
《詳細》
ハリス氏は今月、カナダのトルドー首相、フランスのマクロン大統領と、それぞれ電話会談を行いました。1月には、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長とも会談しています。
副大統領が、政権発足後わずか数週間で、外国の首脳とコンタクトを取るのは異例のこと。トランプ政権の副大統領であったペンス氏でさえ、昨年は外国首脳と接触した記録は公式にはない状況です。
ハリス氏とマクロン氏との間では、「米仏間の二国間の結びつきを強める」「新型コロナウィルスや、気候変動などにおいて多国間協力が必要」「中東やアフリカなどでの地域的課題に取り組む」といった、かなり踏み込んだ話がされたと、ホワイトハウスは発表しています。
こうした動きに対して、バイデン氏の執務遂行能力を懸念する声が出ています。
《どう見るか》
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