「ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画」 - リバティWeb シネマレビュー
2020.12.24
© 2019 FOX STAR STUDIOS A DIVISION OF STAR INDIA PRIVATE LIMITED AND CAPE OF GOOD FILMS LLP, ALL RIGHTS RESERVED.
2021年2月号記事
Movie
ミッション・マンガル
崖っぷちチームの火星打上げ計画
アイデアと努力で夢を実現!
- 【スタッフ】
- 監督:ジャガン・シャクティ
- 【キャスト】
- 出演:アクシャイ・クマール、ヴィディヤ・バラン、タープスィー・パンヌー、ソーナークシー・シンハーほか
- 【配給等】
- 配給:アット エンタテインメント
- 【公開日】
- 2021年1月8日より新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー
© 2019 FOX STAR STUDIOS A DIVISION OF STAR INDIA PRIVATE LIMITED AND CAPE OF GOOD FILMS LLP, ALL RIGHTS RESERVED.
【レビュー】
2010年、インドの宇宙事業の命運をかけたロケットが打ち上げに失敗。責任者のラケーシュとタラは火星探査プロジェクトという「閑職」に異動させられてしまう。火星の調査は実現不可能と思われていたが、主婦でもあるタラは、料理などの家事をヒントに小さなロケットで探査機を火星に送るアイデアを思いつき、低予算でプロジェクトをスタートする。
しかし、メンバーはまだ経験の浅い、いわば「二軍」チーム。ラケーシュは彼らに基本知識から叩き込み、常に前向きな言葉をかけ続ける。タラも、自分が科学者を目指したエピソードを共有することで、チーム全体の「仕事」を「夢」に変え、メンバーは一丸となって火星を目指す─。
宇宙開発が「アメリカに50年遅れている」とされていたインドが、アイデアとチームワークで2014年、アジア初の火星周回軌道への探査機投入に成功。インド中を熱狂させた実話を基に描く本作。
ラケーシュとタラをはじめ、メンバー一人ひとりがそれぞれの問題に向き合いながら、強みを発揮し、困難を乗り越える姿に勇気づけられる。チームをまとめ、成功へ導くリーダーの姿を示す、夢とロマンと歌と踊りにあふれた感動ストーリー。
ザ・リバティWeb シネマレビュー
「ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画」
(星4.5。満点は5つ)
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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