現代社会で活躍する「鬼」の様相が浮き彫りに 鬼押出しには鬼がいた
2020.08.31
群馬県・浅間山の鬼押出し園。
「鬼」は、単なる昔話の存在ではない。私たちは日々、職場で、テレビで、新聞で、「鬼」の姿を見ているようだ──。
このほど大川隆法・幸福の科学総裁により、「鬼の研究─浅間山・鬼押出しの鬼/草津大権現の霊言」が収録された。8月8日付本欄「草津温泉には地獄の執行官・草津赤鬼がいる」でも、大川総裁による「草津赤鬼の霊言 地獄からの鉄槌」を紹介しているが、幸福の科学の「鬼」研究がまた一歩進んだ。
最近のテレビドラマで酒呑童子が登場したことに関連し、大川総裁のもとに現れたのが、「酒呑童子」を名乗る鬼。浅間山に住んでいるというが、コロナの影響で鬼押出しの観光客が減っていることを嘆いた。
ちなみに「酒呑童子」とは、平安京にいたとされる鬼の頭目。京の都に出ては女性や財宝を奪ったため、源頼光らが退治した。今回の霊言でも、「お金とお酒と肉」を求めたり、悪さをした人が地獄に堕ちてきたら、その魂を食べたりしているなど、具体的な様子が語られた。
なお、源頼光の霊言は今年2月に収録され、すでに発刊されている。本霊言と同様、「鬼の研究」の一環として収録されているが、「鬼」や「天狗」、「妖怪」「妖魔」の現代的な姿、対処法や撃退法なども紹介されているので、合わせてお読みいただきたい。
「鬼のような人」が、実は……!
続いて現れたのが、「閻魔大王の草津版」ともいえる、草津大権現の霊だ。信仰心に基づいて正邪を分ける鬼である草津大権現は、実際に存在する鬼を紹介。例えば、生きている時に人を生贄にしたり、破滅に追い込んだりした人、無駄に殺人を犯したような人々、悪鬼羅刹のような心を持っていたら、あの世で鬼になっているのだ。
他にも、「放漫経営している会社に乗り込んでいって、社長を叱咤激励して、会社を黒字に変えていって」というような、「経営再建の鬼」「コンサルタントの鬼」を紹介。一方で、M&Aなどで、「よその会社を食って、資産価値を上げて、売却するという、従業員から奪い取っていっている」ような経営者は「悪い鬼」だとした。さらに、芸能系で人を集めて操って金を出させ、食い物にする鬼もいるという。
鬼の厳しさの中にある「愛」や「悪」の違いなどを学べる本霊言。現代社会で戦う人々にも大いに参考になるはずだ。
草津大権現は、「赤鬼」「青鬼」など色別の鬼の特徴、鬼の使命や、鬼の世界で「一番偉い」存在などを様々に明かした。日本霊界の特徴や課題、国防への提言も語られている。
本霊言では、その他にも以下の論点が語られた。
- 「鬼押出しの鬼」が大川総裁のもとに現れた理由について
- 鬼が死者の霊魂(アニマ)を食べると、どうなるのか
- 「善い鬼」と「悪い鬼」を分ける基準
- あの伝説のコンサルタントは「経営再建の鬼」だった
- 日本人の中で鬼のいる割合は?
ここに紹介したのは霊言のごく一部です。
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
【関連書籍】
『源頼光の霊言』
幸福の科学出版 大川隆法著
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