大いなる念いの顕現(2) 【HSU・木村貴好氏の連載「生命の探究に向けて」】

2020.05.05

HSU未来産業学部 アソシエイト・プロフェッサー

木村 貴好

(きむら・たかよし)1971年、埼玉県生まれ。筑波大学第二学群生物学類卒。同大学院修士課程(環境科学)修了、同農学研究科博士課程単位取得後退学。博士(農学)。応用昆虫学分野の研究を行う。農業生産法人、茨城県農業総合センター生物工学研究所を経て、2008年、幸福の科学に奉職。現在、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティの未来産業学部アソシエイト・プロフェッサー。「自然と環境」「基礎生物B」などの授業を担当。著書に『スピリチュアル自然学概論』。

スピリチュアル自然学概論

『スピリチュアル自然学概論』

木村貴好著

HSU出版会

今西錦司 自然学の創造

『今西錦司 自然学の創造』

木村貴好著

デザインエッグ社

前回は、自らのうちの利他的な精神に気づくと、生物のもつ利他性にも気づくことができるといった内容を述べました。

イギリスの進化生物学者リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」説では、「個体は遺伝子の乗り物」になっています。ドーキンスの説では、個体の食も性も、遺伝子の"保存戦略"の支配下にあるのです。

進化論では、「被子植物は、いかに動物に食べられず、いかに動物をだまして花粉を運んでもらうか」といった方向で進化したように描かれることがあります。

しかし、それは植物個体の持つ一側面であって、大局的には植物全体は、動物その他、多くの地球に住む生物や環境に奉仕していると思います。動物には少しぐらい食べられても困らないように、つくられているのです。

今回も引き続き、「進化論の誤り」についてお話します。

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タグ: 今西錦司  生命の探究に向けて  進化論  唯物論  太陽の法  遺伝子  念いの顕現  HSU  木村貴好 

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