盛り上がる米英の「UFO報道合戦」 英政府の情報公開に、米での意識調査
2020.02.19
写真:IU Liquid and water photo / Shutterstock.com
《本記事のポイント》
- 英国防省が「UFOレポート」を近日公開
- 米市場調査会社が「UFO意識調査」を行う
- 日本も「UFO報道合戦」に参戦可能!?
UFO関連のニュースは米英で圧倒的に多く、日常的に目にすることができる。言語が同じこともあってか、相互に影響し、競い合っているようにすら見える。
1月には、「イギリス国防省が過去に行ってきたUFOレポートの情報をイギリス政府のサイトで近々公開する」という報道があり、"UFO界"を賑わせた。それらレポートの多くは、今回初めて公開されるものだという。
そのイギリスの動きに触発されたのか、2月に入ってアメリカの市場調査会社「Piplsay」が、30,741人のアメリカ国民に対し「アメリカのUFOファイルに対するアメリカ人の意識調査」を行った。結果は下記の通りだった。
「イギリスのUFO調査公開にエキサイトしてる?」
- 50%が「Yes」
- 34%が「No」
- 16%が「関心なし」
「アメリカもUFO調査を公開すべき?」
- 61%が「Yes」
- 27%が「No」
- 12%が「関心なし」
「アメリカ政府は積極的にET生命体の調査をしていると思う?」
- 58%が「Yes」
- 25%が「No」
- 17%が「わからない」
「エリア51のエイリアン陰謀論を信じる?」
- 39%が「Yes」で「彼らは秘密のエイリアン・ミッションを行っている」
- 34%が「No」で「単に航空機の実験場にすぎない」
- 27%が「わからない」
あなたはUFOを何だと思う?
- 27%が「実在する(本物)」
- 25%が「何かの見間違い」
- 9%が「偽物」
- 5%が「錯覚」
- 34%が「わからない」
UFOを目撃したことがあるか?
- 77%が「No」
- 23%が「Yes」か「多分」
同調査は4,161人のイギリス人にも行われたが、おおむねアメリカ人と同じような結果だった。
このようなUFO、エイリアンに対する意識調査は定期的に行われている。
近年、米海軍のパイロットがUFOを間近に目撃し、衝突しそうになる"ニアミス"を起こした。パイロットはメディアでその体験を公表。記録映像も公開され、海軍がそれを本物だと認めた。米英ほか全世界に衝撃が走り、UFOは日常のリアルなものであると感じる人が増えたようだ。
日本では、このような記録や報道、調査がされることはない。しかし、日本のアニメや日本独自の多くの特撮ヒーローものなどを見ると、その世界観はハリウッドに劣っておらず、実は日本人も多くの人が、UFO報道を受け入れる"素地"を持っているのではないかと思われる。
意識調査をしてみると、面白いことになるかもしれない。さらには、自衛隊やパイロットなどが報告、記録、公表できるよう、欧米並の勇気と行動力がほしい。(純)
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「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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