【大川総裁公開霊言1000回突破】教養人が霊言で見つけた真実
2020.01.01
幸福の科学専務理事
斎藤 哲秀
プロフィール
(さいとう・てっしゅう)1964年生まれ。神奈川県出身。東京藝術大学大学院美術研究科修了。1988年に幸福の科学に奉職。現在、幸福の科学編集系統括担当専務理事 兼 HSU未来創造学部芸能・クリエーターコースソフト開発担当顧問。
「ザ・リバティ」編集長
綾織 次郎
プロフィール
(あやおり・じろう)1968年生まれ。鹿児島県出身。一橋大学社会学部卒。産経新聞に入社後、政治部で首相官邸などを担当し、2001年に幸福の科学に奉職。現在、幸福の科学常務理事、HSUビジティング・プロフェッサーなどを兼任。
大川隆法・幸福の科学総裁の公開霊言が12月25日、「公開霊言1000回突破記念〈釈尊の霊言〉─情欲と悟りへの修行─」をもって、1000回を突破した。
霊言とは、あの世の霊を招き、その思いや言葉を語り下ろす神秘現象のこと。幸福の科学の霊言やリーディングは、仏教でいう「六大神通力」に相当する大川総裁の高度な霊能力を駆使して行われている。
これまで多くの霊言を目の当たりにし、質問者としても、多くの霊と対話をしてきた人からは、大川総裁の霊言はどう見えているのか。
本欄では、10月末発刊の本誌12月号「 すべての人に希望を- いま、目の前にある奇跡。大川隆法説法3000回突破記念 」に掲載しきれなかったエピソードを含めて、大川総裁の霊言の"衝撃"について5回にわたり掲載する。今回は、その第2回。
【大川総裁公開霊言 1000回突破】霊言の"衝撃"
2019年12月30日付本欄 1 質問者が語る霊言の驚き
https://the-liberty.com/article/16643/
◆ ◆ ◆
本人が霊言を認めていた
綾織(以下、綾): 守護霊の霊言を収録されたご本人が、霊言を認めるケースも数多くあります。上智大学名誉教授の故・渡部昇一氏もそのお一人でした。
生前、過去世がベンジャミン・フランクリンと言われているという話をすると、「光栄です。私の一番好きな偉人です」と、おっしゃっていました。
斎藤(以下、斎): 渡部氏が2013年、大川総裁の出版記念パーティーに来賓で出席された時、「私の守護霊も登場しましたけれども、8割くらいは私の考えと同じでした」と挨拶されていましたね。学者の方の「8割」というのは、なかなかの確率だと思います。
また、「大川総裁は、霊言という他に類を見ない新しいジャンルを開かれたんだと思います」「今後、ぜひ大成してほしいと思います」とも仰っていました。
おそらく、渡部氏は歴史上における疑問をたくさん持っておられたでしょうから、霊言でその謎解きがどんどんできて、とてもお悦びだったのではないでしょうか。
綾: 評論家の故・岡崎久彦氏も、生前に守護霊の霊言があり、過去世が明智光秀とご本人に伝えたら、開口一番、「信長も秀吉も田舎者で教養がない。光秀だけが教養人だった。私は、戦国武将の中で一番、光秀に近い」と声を弾ませていました。
明智光秀には「裏切り者」「謀反人」といったネガティブな印象を持っている人が多いと思うのですが、岡崎氏ご本人は喜ばれていたんですよね。
逝去された後にご本人の霊言が行われた時、過去世に関する感想が生前と全く同じだったので、驚きました。
渡部氏や岡崎氏のような日本を代表する教養をお持ちの方が、それまで本を読んでも分からなかった「真実」を霊言で知り、感動されている姿は、とても印象的です。
斎: やはり、人生経験を深めて、「何が真実か」を追い求めている方からすると、「霊言の真実性」を感じるのではないでしょうか。情報をこねくり回して、洗い出しているというより、心の奥で掴んでいる感じでしょうか。
霊言には矛盾がない
綾: 以前、「ザ・リバティ」で大川総裁の霊言を特集した時に、「霊言ファン」の評論家や財界トップクラスの方々に、「霊言評論家」として覆面座談会をしていただいたことがあります(2013年10月号「 大川隆法著作シリーズ1300冊の歩き方2 - 本誌編集長が聞く1300冊の衝撃 (2) これだけは 言いたい! 明治維新の志士たちの霊言を読んで─有識者覆面座談会─」)。
その方々は歴史にとても詳しくて、膨大な量の本を読んでいるのですが、これまでいくら本を読んでも分からなかったことが、「これはこういうことだったのか」と、霊言で新しい真実を発見できた感動をお話しくださいました。
教養があればあるほど、歴史書に出てくる人物の霊言が出ると、「これ、そうだよね」と、とても共鳴する部分があったり、「全部、矛盾なくかみ合うよね」と、知識的にも矛盾がないことがよく分かるんですよね。逆に、教養がない方が、霊言を簡単に批判できるのかもしれません(苦笑)。
斎: そうですよね。いくら勉強しても分からない、歴史の中で消えてしまったことや不明瞭だったことが、まるで目の前に再現されたかのように答えが分かるのが、霊言のすごいところですよね。教養があればあるほど、そうした真実の探究や謎を解明していく驚きや興奮があるのでしょうね。
綾: 例えばある方は、勝海舟と坂本龍馬の出会いの場面について、これまでずっと疑問に思っていたことがあったそうなんです。それは、坂本龍馬が勝海舟を暗殺しに来たのかどうかという点でした。近年では、暗殺説は否定されています。しかし勝海舟の霊言では、龍馬が殺気立っていて、その毒気を勝が抜いた場面が描写されていました。
その方は、霊言で長年の疑問の答えを発見して、一人で感動しているという。そういう感じなんですよね。本当の秘密と言うか、真実が分かるのが、霊言なんですよね。
斎: 坂本龍馬の霊言では、最期に斬られた時の様子がかなりリアルに語られていましたよね。想像しただけでは分からない細かい部分まで、再現されていました。あのような話を聴くと、やはり、本人でないと分からないことがたくさんあるし、歴史の中で誤解されているものが、霊言によって真実が明らかになっている面があると思います。
霊言だからこそのリアリティー
斎: また、年数をかけて、霊の認識の変化を追っていくパターンもありますよね。
例えば、渡部氏は、これまでに3回の霊言が収録されています。
ご存命の時には守護霊霊言(『渡部昇一流・潜在意識成功法』)、お亡くなりになってから21時間後の霊言、死後半年経った時点の霊言。
時間をかけて、死後の「意識の変化」も追っているんです。霊言を読んでいただくと分かるように、渡部氏の霊は、死後も一貫した個性を持ちながらも、自己認識の変容や意識の拡大をされて、さまざまに認識が成長しています。
また、2019年10月には、渡部氏の魂の兄弟であるベンジャミン・フランクリンの霊言が公開されました(「ベンジャミン・フランクリンの英語霊言」として、幸福の科学の全国の支部・精舎・拠点で公開)。こうした意識の変化過程を人為的に造るのは、難しいと思います。
霊言は、転生輪廻を前提としているので、点と点がつながって、その人の正体や考え方が見えてくるところがあります。その意味での怖さはあるかもしれません。
一方、ジャーナリスティックに物事をバサッと切って断面を見ているだけでは、周りとの関係がつながらなくて、霊言の考え方は理解できないのかもしれません。
綾: 確かに、最近のジャーナリズムは、週刊誌的な発想が強いので、深い洞察を求めず、世の中の単なる現象を追っている人が多いと思います。
一方、渡部氏や岡崎氏のように、「悟りの光」のようなものを求めている人からすると、霊言にはさまざまな発見があって、知的な満足感がある。
霊言は繰り返して読んでも、その都度、発見があるんですよね。ですから、自分の中で、物事に「宝」を発見できないタイプの人からすると、霊言は"軽く"見えてしまうのかもしれません。
斎: そういう面で最近は、インスタントに情報の結論だけを掴みたいという風潮が強いかもしれませんね。それに比べると霊言は、真実を探究していくため、まるで井戸を掘るように、水が出てくるまでずっと掘っている感じでしょうか。周りからは、スピードが遅くて、とても手間のかかることをやっているように見えるのかもしれません。でもそれが逆に、リアリティーなんでしょうね。(続く)
【関連サイト】
大川隆法 公式サイト
https://ryuho-okawa.org/#/home
幸福の科学 公式ホームページ 霊言・リーディングについて
https://happy-science.jp/ryuho-okawa/reigen/
【関連記事】
2019年12月26日付本欄 大川総裁の公開霊言が1000回を突破 霊言を収録し続ける意味とは何か
https://the-liberty.com/article/16628/
2020年2月号 霊言を行い続ける理由 - 大川隆法総裁 講演Report 「永遠の法灯をともして」
https://the-liberty.com/article/16603/
2015年2月号 「霊言学」のすすめ - 500人超の霊言を研究する - Part1
https://the-liberty.com/article/8928/
2019年12月号 すべての人に希望を - いま、目の前にある奇跡。大川隆法説法3000回突破記念
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