李登輝の過去世 ─義のために命惜しまず - 新・過去世物語 人は生まれ変わる
2019.03.29
イラスト:菊池としを
2019年5月号記事
過去世物語 人は生まれ変わる
李登輝の過去世
―義のために命惜しまず―
人は、何度も生まれ変わりながら、魂を磨き、人格を向上させていく永遠の存在。その生まれ変わりの過程は、一人ひとりの個性によって彩られた物語となる。幸福の科学の霊査で明らかになった著名人の「過去世」をひもとけば、時を超えて輝く魂の性質が見えてくる。
李登輝
プロフィール
(りとうき)1923年~。台湾の第三代総統。台湾・淡水郡生まれ。若き日には京都帝国大学に学び、戦後、米コーネル大学で68年に農業博士号を取得。台湾大学教授に就任後、71年に国民党に入党し、その見識を農政に具体化した。88年1月に総統の蒋経国が急死後、後継者となる。民主化とともに、国民の台湾人アイデンティティを確立することにも尽力した。
「祖国統一は必須であり必然だ」
本年の初めに、習近平・中国国家主席は武力行使をちらつかせながら、台湾侵略への野心を露わにした(*)。
というのも、中国から見た太平洋への出口を塞ぐ台湾に、米国が影響力を強め、本土に睨みを利かせてきたからだ。
台湾は、中国の喉元に向けられた短刀のようなものだ。その刃を民主主義の力で研ぎすまし、共産党に突き付けた人物がいる。第三代総統の李登輝だ。
李登輝は1996年に初めて台湾で直接選挙での総統選を実施した。それを阻まんとして中国は選挙前にミサイルを近海に撃ったが、彼は一切動じなかった。結局、台湾の民が彼を選び、中国は世界に大恥をさらすことになった。
まさに不撓不屈の指導者である。その闘志は日本と英国での転生に由来すると聞けば、あなたは驚くだろうか―。
(*)台湾等のアジア諸国を支援する「アジア再保証推進法」にトランプ大統領が署名した後の発言である。
室町幕府の剣豪将軍の生まれかわり
清教徒革命で「信教の自由」を求める
武士道とキリスト教の融合
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