メキシコの壁建設で国家非常事態宣言へ トランプ氏には愛国心と宗教的動機がある
2019.02.16
米トランプ政権はメキシコ国境の壁を建設するため、「国家非常事態」を宣言する方針を明らかにしました。
まずトランプ大統領は、与野党が合意した予算案に署名し、再び政府機関が閉鎖される事態を防ぎます。その一方で、米議会の承認を得ずに壁を建設するため、非常事態宣言を出します。
米ホワイトハウスのサンダース報道官は14日の声明で、「大統領は、国境における国家の安全・人道上の危機を止めるため、非常事態宣言を含む大統領権限を行使する」「大統領は国境の壁をつくり、国境を守り、我が国を安全にするという選挙公約を果たす」と述べました。
与野党が合意した予算案では、国境のフェンス建設に対して約14億ドル(約1500億円)が充てられていますが、トランプ氏が求める57億ドルの4分の1以下。建設費用が足りないため、大統領権限で費用を捻出しようとしています。
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