中国の『幸福指数』導入で何が変わるか?
2011.03.09
中国で「幸福指数」を政策目標に取り入れる動きが出ている。
GDP(国内総生産)の成長を追求するあまり、格差の拡大が問題になりつつあることに対応したものと見られる。8日付日経新聞などが報じている。
北京市などで「自民に幸福な生活を送らせる」ことを目標に盛り込んだりしているが、幸福度の指数化の方法は不明で、どこまでの正当性や客観性があるのかは疑問。結局、GDP偏重の現状は変わらないという指摘もある。
GDPの成長率が頭打ちになりつつある現状の中で、別の指標を掲げることで、成長の鈍化をごまかす狙いがあるのかもしれない。(村)
※現在、デイリーニュースクリップは無料でお読み頂けます。近日中に有料購読に移行予定です。
【3月8日分ニュースクリップ一覧】
イランの軍関係者が国連に協力要請
カダフィ大佐、保証付き退陣を提案
天然資源の確保を目指す中国、東シナ海油田開発問題にはいつ火がつくか
日本は世界に良い影響を与えている3番目の国
米国の外交が財政赤字の「犠牲に」米政治学者
タグ:
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内
YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画