フロリダ下院補欠選の候補は、UFOの誘拐被害者で話題
2018.09.11
《本記事のポイント》
- フロリダ州の新聞が、エイリアンに誘拐された共和党候補者を推薦
- 候補者は、7歳の時に誘拐され、エイリアンとテレパシーで接触したことも
- 候補者は偏見を恐れずに公言し、アメリカメディアの推薦も勇気ある行動といえる
アメリカ・フロリダ州の連邦下院補欠選挙で、地元マイアミ・ヘラルド紙が、圧倒的な知名度を誇る共和党候補者を差し置き、エイリアンにアブダクションされたことで名高い女性候補者を推薦するという社説を掲載し、フォックス・ニュースなどが報道している。
フォックス・ニュースによると、女性候補者の名前は、ベッティーナ・ロドリゲス・アギレラ氏。アギレラ氏は、元々キューバの政治犯の娘として、共和党と同盟関係にあるキューバ・アメリカ財団で活動していた。ソーシャルワーカーや市議会議員を経て、現在は起業家として活躍し、共和党から立候補した。
「エイリアンの存在を信じる」
アギレラ氏がユニークな点は、マイアミ・ヘラルド紙をはじめ複数のスペイン語メディアで「エイリアンの存在を信じる」と公言していることだ。
その内容は、以前にも本欄で紹介したことがあるが、彼女は7歳のときに金髪のエイリアンに宇宙船に連れ去られた。その時に見た、腕を広げたエイリアンの姿が、ブラジル・リオデジャネイロの丘に立つイエス・キリスト像を思い出させたり、テレパシーで会話したり、その後もテレパシーによる接触が続いたりしているという。
途方もないことを言って選挙に不利にならないかと思う人もいるだろうが、彼女は発言を撤回する気はないようで、「信じるからには信念を曲げない」と言い切っている。
フロリダ州では、同じ共和党候補でマイアミ大学とウィスコンシン大学の元学長で、クリントン政権時に保健福祉長官まで務めた有力者が存在し、世論調査ではこちらの方が優勢となっている。
そうした中で、マイアミ・ヘラルド紙があえてアギレラ氏を推すのは、彼女の実績や能力によるもので、エイリアン・アブダクションの公言は「non-issue」(些細なこと)のようだ。
だが、そうした人物であることを知りながら推薦するアメリカメディアも、日本では考えられない勇気と行動力があるといえる。(純)
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2017年10月23日付本欄 米下院補欠選挙の立候補者がUFOアブダクション暴露で大騒ぎ
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【参考記事】
2018年8月19日付マイアミ・ヘラルド紙 「補欠選で我々が推薦するのは」
https://www.miamiherald.com/news/politics-government/voters-guide/article216932145.html
2018年8月24日付フォックス・ニュース 「フロリダ候補、エイリアン・アブダクションで私を決めつけることはできない」
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