北朝鮮・中国問題 「この1年の防衛努力が日本の存亡を左右する」 元自衛隊幹部が緊急寄稿 (最終回)

2018.02.13

元陸自西部方面総監

用田和仁

(もちだ・かずひと)

1952年、福岡県生まれ。防衛大学校を卒業後、陸上幕僚監部教育訓練部長、統合幕僚監部運用部長、第7師団長などを歴任。元陸将。現在、日本安全保障戦略研究所上席研究員。共著に、『日本と中国、もし戦わば』 (SBクリエイティブ)がある。

韓国では平昌オリンピックが行われていますが、韓国と北朝鮮は「戦争中」であり、朝鮮半島ではいつ紛争が起きてもおかしくない状況です。

さらに、大陸に目を向ければ、一党独裁国家・中国を率いる習近平国家主席が、政権の2期目をスタートさせ、東アジアからアメリカの影響力を排除しようと着々と準備を進めています。

日本に脅威が差し迫る中、元陸上自衛隊西部方面総監の用田和仁氏が、本誌に寄稿。その内容を3回に分けて掲載します。今回は、最終回です。

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