リッツ・カールトン流おもてなし講座 Vol.18 - どうすればチームがまとまるの?
2018.01.29
2018年3月号記事
仕事の成果が出る!
リッツ・カールトン流おもてなし講座 Vol.18
世界最高峰のおもてなしで多くの人を感動させる「ザ・リッツ・カールトン・ホテル」の元日本支社長の高野登氏に、仕事の悩みを解決するヒントを聞きます。
Happy Cafe 店長
マミ
元気で明るい。何でも前向きにトライ。たまに、おっちょこちょいなところも。
今月のマミ店長の悩み
どうすればチームがまとまるの?
強い思いでチームをリードする人は、まずはメンバー一人ひとりが違う考え方、感じ方をしているということを受け止めることが大事です。
チーム内で対立が起きる時には、「あの人のあの言い方が気に入らない」と、表現の仕方などが問題視される場合もあります。しかし、 組織の理念に沿ったことを言っているならば、多少言い方がきつくても、「間違っている」とは言えません。
人の心には、理性的な「マインド」の部分と、感情的な「ハート」の部分があります。プロとしての仕事をしていくためには、ハートの部分にはある程度フタをして、マインドで勝負することも必要です。
会議の場において最も大事なのは、「その人の人格と意見は別物である」と明確に分けることです。特に日本ではこの2つが混同される場合が多いですが、「自分に反論した」「恥をかかされた」などの感情を相手にぶつけないように注意することが大切です。議論は、自分の功名心のためではなく、全員が最適な方向を探るために行うものだからです。
自分とは違う意見を持つ人についても、ただ相手の意見を頭ごなしに否定するのではなく、まずはその意見を聞き入れ、相手を認める姿勢を示すことが大事です。 その上で自分の意見を伝えれば、より良い方向に議論を進めることができます。
例えば、「B子さんのご意見からいつも学ばせていただいています」と前置きしたうえで、「ただ、私は○○というご意見には賛同できません。なぜなら……」と話す。これだけでも相手の受け取り方は変わります。
理念をどこに合わせるのか
人の力をどう引き出すか
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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