米専門家の間に「日本の核武装容認論」が浮上 日本の「核アレルギー」は世界の非常識

2017.10.11

米ジョンズ・ホプキンズ大学の北朝鮮分析サイト「38ノース」はこのほど、北朝鮮が東京とソウルを核ミサイルで攻撃した場合、合計約210万人が死亡し、約770万人が負傷するという推計を発表した。

推計では、北朝鮮が25キロトンの核ミサイル計25発を東京とソウルに向けて発射し、20発が日韓の迎撃ミサイル網をかいくぐって目標に到達した場合を想定。東京で約94万人、ソウルで約116万人が死亡するとしている。北朝鮮が開発を進めているとみられる「水爆」と同規模の250キロトンの核ミサイルで攻撃された場合は、犠牲者の数はさらに膨れ上がる。

米朝関係の緊張が増す中、アメリカの政治・軍事専門家の間では、「北朝鮮に核ミサイルを撃たせないためには、日本も同程度の核装備をするしかない」という「日本核武装論」が急浮上している。以下、その一例を紹介する。

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