「消費減税で経済成長する」のは具体的になぜ!?【手取り足取り経済講座(22)】
2017.10.10
読者より編集部に、こんな質問をいただきました。
「『消費税を減税することで、経済が高成長する』というのは、具体的になぜなのでしょうか。少しばかり景気は回復するかもしれませんが、高成長にまでつながるイメージまで持てません」
確かに例えば、「数ある税金の中の一つでしかない消費税を、たった5%に下げるだけで、日本が大きく経済成長する」と言われると、にわかにイメージしにくいかもしれません。また「高成長」「所得倍増」が、減税だけではなく、様々な政策を組み合わせて、はじめて可能なのも事実です。
しかし、「消費減税こそ、経済が高成長する最大のきっかけになる」ことは間違いありません。本欄では、そのメカニズムを解説いたします。
「3%の増税」で「9%の消費が減った」理由
減税の効果をイメージするためにはまず、「消費税を5%から8%に上げたことで、実際に日本に何が起きたのか」を確認する必要があります。それを逆算して考えることで、「減税すれば何が起きるのか」を、リアリティをもってイメージできるからです。
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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