中国、またも人権活動家を虐待
2011.02.16
在米人権組織「対華援助協会」によると、中国の盲目の人権活動家、陳光誠氏と妻の袁偉静氏が中国当局によって激しく殴打され、ベッドから起き上がれない状況になっていると、15日付朝日新聞が報じた。
陳氏は昨年9月に刑期を終えて出所したが、当局によって理由も不明のまま自宅軟禁され、外部との接触ができなくなっているという。
昨年10月には、一党独裁廃止を呼びかけた劉暁波氏にノーベル平和賞が授与され、これに中国当局が反発したことに各国から批判が集まったが、このときも劉氏は服役中で、妻の劉霞氏は当局に軟禁された。
中国の言論統制は相変わらずのようだ。中国は日本を抜いて世界第2の経済大国となったが、基本的人権である「言論の自由」がない国に「世界第2」というタイトルは相応しくない。(吉)
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