核施設、発電所も破壊できる!? 国際情勢はもう「サイバー戦争」抜きで語れない
2017.06.08
5月中旬、世界的なサイバー攻撃が話題になったことを覚えているでしょうか。
150カ国以上のコンピューターに、「ランサムウェア」という悪質なソフトウェアが感染しました。「ランサム」とは身代金の意味。コンピューターを開くと、「全てのファイルをロックした。制限時間内までに金を払わないと、データを全て消す」という脅迫文が表示されるのです。
この事例以外にも、注意して見ていると、ニュースで「サイバー攻撃」という言葉が出てくる頻度は日に日に増えています。
実は今、このサイバー攻撃が、戦争の主力になりつつあります。刀から銃へ、戦艦から戦闘機へ、戦闘機からミサイルに移り変わってきたように――。
つまり、国際情勢を理解する上で、「サイバー攻撃」というキーワードは、外せないものになりつつあるのです。
本欄では、次世代戦争と言われるこの戦争が、どのようなものなのかを、ご紹介いたします。
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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