子ども手当、結局責任放棄か
2011.02.06
目玉政策だった子ども手当も、民主党政権は結局財源不足で地方に押しつけるという身勝手な行動に出た。
子ども手当の地方負担を神奈川県などの地方自治体が拒否していたが、政府は「全額を国が負担しなければならないとは考えていない」と閣議決定した。
民主党は当初、国の全額負担で満額支給を行うと約束している。しかし、結局国だけではお金が足りず、10年度は地方も財源を負担していた児童手当を子ども手当に組み込む形として、地方自治体にも負担を求めた。11年度もこの仕組みが踏襲されるため、地方が負担の拒否を表明している。また、支給も結局満額には至らず、半額の1万3000円で始まり、11年度(4月分から)も7000円上積みするに過ぎない。
選挙に勝つためだけの公約を掲げ、できないから地方に押しつけるというのでは、政権政党としてあまりに無責任だし、嘘つきではないか。(吉)
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