「世界文学」を学ぶことが「世界教養」に 知られざる作家の思想と魂の秘密がわかる本
2016.11.28
国も時代も、立場も境遇も異なる人の人生経験を追体験できる。それが「文学」だ。
登場人物の喜怒哀楽や、反省、後悔、感動など心の動きに迫った名作を読むことによって、人間としての器や理解力が広がる。さらに、各国のさまざまな宗教や文化、また国を超えて共通する「人間の心」を学ぶこともできるだろう。
ただ、いざ読もうと思っても、これまでに文学作品に触れる習慣がなかった人は、何を取っ掛かりにすればいいのか分からず、なかなか一歩目を踏み出せないかもしれない。
そんな方に、一歩目の本としてお勧めしたいのが、大川隆法・幸福の科学総裁の長女である、大川咲也加・幸福の科学専務理事 兼 総裁室長の最新刊『大川咲也加の文学のすすめ~世界文学編~(上)』だ。
本書では、世界的な名作のうち12作品のあらすじを紹介。咲也加専務理事の解説と、これまでに大川総裁が書籍に著した関連箇所の抜粋の解説を、合わせて掲載している。
なかでも見どころは、文学者の死後の行き先を調べた「霊言」の収録だ。
本書の発刊に合わせ、大川総裁は、『車輪の下』の著者であるヘルマン・ヘッセや『誰がために鐘が鳴る』のヘミングウェイ、『クリスマス・キャロル』のディケンズ、そして『狭き門』のアンドレ・ジッドなどの霊言を収録。咲也加専務理事がインタビュアーとなり、現在どのような世界に還っているのかを調べた。
例えば、キリスト教精神を持ちながら、『シッダールタ』を執筆するなど東洋思想にも傾倒していたヘッセの霊は、過去世に仏教との縁があったことを明かしている。その他の著者たちの霊言においても、作品の思想的背景が浮き彫りになり、驚きの転生輪廻の秘密が明らかになった。
文学作品には、文学者の思想が反映されている。文学者の魂の生地を霊言で学ぶことによって、文学作品がより身近なものとなるだろう。
なお、次回作の下巻では、ドストエフスキーの魂の秘密やシェークスピア作品、『レ・ミゼラブル』なども紹介予定という。
豊かな心を養い、本物の教養を身に着けたいという方に、ぜひお勧めしたいシリーズだ。
【関連書籍】
幸福の科学出版 『大川咲也加の文学のすすめ~世界文学編~(上)』大川咲也加著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1754
幸福の科学出版 『女性のための「幸せマインド」のつくり方』大川咲也加著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1728
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