スペイン国防省がUFOファイルを初開示 世界で進む政府のUFO情報公開
2016.11.01
世界では政府の持つUFOファイルが次々に開示される方向にある。このほど、スペイン国防省のUFO情報が初めてネット上に開示され、話題になっている。
開示されたUFOファイルは、1962年から1995年にスペイン国内で目撃されたUFOの情報に関するもので、1900ページ、80の報告書が空軍のライブラリーに公開され、スペインの全国紙エル・ムンドや国営放送TVE等が伝えた。
80の報告は、それぞれ説明のつかないような"奇妙な現象"であり、各国のUFOファイルにあるような、様々な大きさ、形、色、光、巧みな動きを見せる物体の報告で、非常に興味深い内容だ。
世界各国で公開されるUFO情報
UFOファイルは世界各国にあり、基本的に軍が多くの情報を持っているのを政府が公開している。UFO大国アメリカをはじめ、カナダ、イギリス、フランス、スウェーデン、デンマーク、インド、ニュージーランド、ペルー、チリ、ウルグアイ、ブラジルはUFO情報を公開しており、ロシアもたびたびメディアにUFO記事が現れるし、アルゼンチンも空軍内に関連組織を持っている。
開示された情報は、おそらく国防上問題のないものが厳選され、ある意味、害のない情報に限るのだろうが、それでも政府のUFO情報が次々と公開され、各国が自国の空の安全に関して漏らさず情報収集、分析していることがわかる。
UFO情報の選別のしかた
これらのUFO情報は非常に奥が深い。まずは、ドローンや衛星、隕石やその他の人工物の見間違い案件を除外し、残ったものが、UFOのように見える地球の兵器や、本当の"unexplained(説明されていない)"ものとなる。
"説明されていない"というのは、そのようにしか言えないためで、いわゆる地球外知的生命体によるUFOであると思われている。中でもアメリカのUFO情報が、最も"凄み"があって、テクノロジーに直結する本当の最高機密であり、広い分野にわたる研究がある。ヒラリー・クリントン氏は「もし大統領になったらUFO情報を開示する」と"公約"したが、公開できるなら、ほどほどにインパクトがある無害な情報に限るだろうと読む向きも多い。(純)
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2015年6月号 目を覚ませ! UFO後進国ニッポン - 米中は「宇宙人技術」を持っている
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9532
2016年1月11日付本欄 ヒラリー・クリントン氏「UFOの真相を探るつもり」
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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