福岡6区の衆院補選 幸福実現党・西原ただひろ氏が出馬会見

2016.09.17

中央:出馬表明を行う幸福実現党の西原ただひろ氏。左:釈量子党首

九州の中で最も経済規模が大きく、人口も多い福岡。ユニットバスを初めて発売したTOTOの本社も、世界最大手タイヤメーカーのブリジストンの創業地も、福岡にある。

福岡は、朝鮮半島や中国大陸との距離も近い。韓国・釜山までは約220キロメートル、中国・上海までは約900キロメートル。東京までの距離は、上海までの距離とほぼ同じだ。

そのため古くから、他国との交易がさかんに行われてきた。7世紀後半には、他国との外交や防衛の拠点として、福岡に大宰府が設置され、13世紀には、元寇に備えて約20キロメートルにも及ぶ防塁が築かれた。まさに、国防の地といえる。

その福岡6区の衆院補選に出馬するのが、幸福実現党の西原ただひろ氏だ。この補選は、鳩山邦夫元総務相の死去によるもので、10月11日に告示、23日に投開票される。

西原氏は20年もの間、幸福の科学の職員として、多くの人の人生相談を受け、貧しさや病気、人間関係のトラブルなどの悩みを解決してきた。西原氏は15日、福岡県庁で記者会見を開き、「政治による幸福の実現を併せ持って、国民の皆様に幸福を味わっていただきたいと思い、出馬を決意いたしました」と出馬表明した。

西原氏が掲げる主要政策は、(1)自分の国は自分で守る、(2)規制緩和で日本を元気に、(3)社会貢献で生きがいを、(4)政治を国民の手に取り戻そう、(5)心の悩み解決から、家族・職場の幸福実現へ、の5つだ。

西原氏は会見で、(1)の国防について、「憲法9条の改正と、核装備をして、国を守らなければ、(北朝鮮の)脅しに屈してしまいます」と指摘。(2)の規制緩和については、「もっと自由な発展ができるよう、減税を含む規制緩和に取り組んでまいります」と述べた。

(3)の社会貢献については、「シニア世代が増えていきますので、75歳くらいまでは働ける生き方、生涯現役を打ち出して、その環境を整えてまいりたいと思います」と訴えた。

北朝鮮は、5回目となる核実験を行い、中国軍艦が尖閣諸島周辺の接続水域を航行した。こうした状況を見ると、日本全体の防衛体制の確立は急務だ。国防の地・福岡から西原氏が出馬したのは、この切迫した状況と無関係ではあるまい。

こうした国々から脅しや侵略を受け、日本国民が不幸に陥る事態は避けなければならない。人が苦しむことを放っては置けない西原氏だからこそ、そうした事態を避けるための政治を行ってくれることだろう。

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