中高年も仏像ブーム到来か

2011.01.27

数年前に女子が仏像ラヴとなり、いわゆる仏像ガールとなって全国に流行った仏像ブーム。

昨年も興福寺の阿修羅展など大人気となったが、今度は中高年の間に、仏像を購入して手元に置く「マイ仏像」人気が広がっていると、26日付け東京新聞が報じている。

古仏の博物館の企画展や仏像展はいまも人気、また仏像のネットショップも売れており、仏像のネットオークションも盛況である。見る目が肥えてくると、自分の心を癒してくれる仏像を見つけるようになったり、審美眼もそなわってくるのだろう。

こうしたブームの背景にあるのは、やはり社会不安に対する心のよりどころの発見、さらに癒し効果だろう。「美術的感覚で買っているが、家で仏像を見ていると心が安らぐ」と77歳の仏像愛好家。

結果的にはあらゆる世代に仏像ブームが浸透することになっており、心の深層心理では聖なるものを求めているということの嘘偽りなき証左ではあるまいか。日本人の魂を持って何度もこの地に転生した人なら、心の奥の奥なる仏への憧憬は隠しきれない。(ア)

*現在、デイリーニュースクリップは無料でお読み頂けます。ザ・リバティwebの購読者にはニュースクリップをメールでも配信しております。


タグ:

「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画



記事ランキング

ランキング一覧はこちら