なぜスポーツ選手の不祥事が多発? プロフェッショナルの精神とは
2016.05.12
最近、日本のスポーツ界で不祥事が目立っている。
ひとつはプロ野球選手の野球賭博問題だ。4月には、巨人の元投手・笠原将生容疑者が賭博開帳図利の幇助容疑で警視庁に逮捕された。日本野球機構(NPB)の調査結果によると、笠原容疑者自身も賭けに参加しつつ、笠原容疑者を通じて複数の選手が賭けに参加していたという。
バドミントンでも不祥事が発覚した。今年のリオデジャネイロ五輪への出場が確実視されていた桃田賢斗選手と、2012年のロンドン五輪でバドミントン男子代表の田児賢一選手が違法な裏カジノに出入りしていたことから、日本バドミントン協会は、リオ五輪に出場させない方針を4月に明らかにした。
スノーボードでは大麻の使用が明らかになった。全日本スキー連盟は、スロープスタイルの強化指定選手2人を競技者登録の無期限停止処分を科すことを4月に発表した。
日本を代表するはずの球団やチームの選手たちが、試合以外でのところで様々な問題を起こしてしまっている。今のスポーツ界には、なにが足りないのか。
プロフェッショナルには何が必要か
これについて、プロフェッショナル精神・勝負師としての人生哲学の言葉に満ちた2冊の書籍から考えてみたい。
1冊はイチロー選手の守護霊の霊言を収録した『天才打者イチロー4000本ヒットの秘密』、もう1冊は「憎らしいほど強い横綱」とまで言われた北の湖の霊の霊言『元相撲協会理事長 横綱北の湖の霊言 ひたすら勝負に勝つ法』(ともに大川隆法著・幸福の科学出版刊)だ。
イチロー選手の守護霊は、イチロー選手がストイックに道を極めていく理由についてこう語る。「 私も、多少なりとも、『世の中を励ましたい』と思って戦っているんですよ。『日本人に自信を与えたいし、日本の精神を世界に広めたいし、世界の人々に希望を与えたい』っていう気持ちは、私なりに持っているんです 」
北の湖の霊は横綱の美学について、「 日本を背負っておるんだよ。日本を背負ってる感じ。確かに、海外にも放映されてるからね。海外の人にも観てもらってる。日本の"最高のスポーツ"であり、"最高の芸術"を観てもらってる 」
自分を超えたものへ奉仕する
共通するのは、自分を超えたものへ奉仕する姿勢だ。プロフェッショナルの精神がここに表れているのではないか。地上の本人なら言葉に出さないような本心についても霊言では垣間見ることができる。
厳しい練習を通してスポーツの技を磨き、実績を上げるのは立派なことだ。しかし、その奥に「世の中を励ましたい」「日本を背負っている」という姿勢があるかないかは、長い目で見れば必ず明らかになるし、人に感動を与えられるかどうかもここにかかっている。
今年8月にはリオ五輪、2020年には東京五輪が開催される。オリンピックに出場する選手たちは、日本を代表する人物だ。それに恥じないように人物を磨き、技を磨き、多くの日本人に感動を与えてほしい。(朗)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『天才打者イチロー4000本ヒットの秘密』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1024
幸福の科学出版 『元相撲協会理事長 横綱北の湖の霊言 ひたすら勝負に勝つ法』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1611
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2016年1月24日付本欄 大関・琴奨菊が初優勝 昭和の大横綱が語る「横綱の美学」とは
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2015年5月20日付本欄 ベーブルースに並んだイチロー守護霊が語る、打席に立つ瞬間の感覚
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