出生前診断で中絶増加 障害者の可能性を考える

2016.05.03

妊婦の血液から胎児の病気の有無を調べられる「新型出生前診断」で、3年前の導入以来、検査で異常が確定し、妊娠を続けるかどうか選択できた人のうち、96.5%にあたる334人が中絶を選んでいたことが分かった。「新型出生前診断」を実施している病院グループが集計した。

出生前診断で中絶が認められる国々

新型出生前診断とは、ダウン症を始めとする3種類の先天性の病気を出産前に診断する検査である。現在のところは、実施機関を日本医学会の認定施設に限定する「臨床研究」として行われている。

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