オバマ大統領 広島で演説すべき「核廃絶」と「戦後体制」
2016.04.24
アメリカのオバマ大統領が、5月下旬に行われる伊勢志摩サミット終了後、広島を訪問する見通しであることを、23日付産経新聞などが報じた。実現すれば、被爆地に現職の米大統領が訪れるのは初めて。
オバマ氏は2009年にプラハで提唱した「核兵器のない世界」のような演説を、広島でも行うことも検討しているという。
世界で唯一の核被爆国である日本で、米大統領が核兵器廃絶を訴えるのは説得力もあり、世界的に大きな影響を与えるはずで、歓迎すべきことだ。
核廃絶は誰に向けたメッセージであるべきか
しかし、そのメッセージは、どの国へ向けられるべきか。
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