震災から5年 園田監督がロケ地を再訪 「福島から幸せを運びたい」 - 映画「天使に"アイム・ファイン"」特別企画
2016.02.29
2016年4月号記事
映画「天使に"アイム・ファイン"」特別企画
震災から5年 園田監督がロケ地を再訪
「福島から幸せを運びたい」
ここにもあった「天使に"アイム・ファイン"」物語
3月19日から公開される映画「天使に"アイム・ファイン"」の
ロケ地となった福島県会津若松市。
実際の撮影現場となった農家に園田映人監督が訪れ、
風評被害にも負けずに農業を営む家族に話を聞いた。
(編集部 河本晴恵)
contents
古川さん宅で撮影した「福島の章」のワンシーン。八百屋を経営する父親に反発する優也を、ある青年との出会いが大きく変える。
園田映人監督(以下、園) : 古川さん宅の納屋の撮影が、クランク・インでしたね。
古川喜一郎さん(以下、古) : 当日はトラックやバスが何台も来ていたので、「何をやっているのか」と、近所の方がたくさん見ていました。
園 : 本当にお騒がせしました。いろんな媒体や、映画会社の幹部の方も来ていましたから。
古 : 皆さん、熱気があって一つの方向に向かっていましたね。あの時、監督さんから「会津弁をご指導ください」ってお願いされたんですが、役者さんが私より上手くてビックリしました。スタッフさんも一生懸命で、圧倒されました。
園 : 脚本を見て、やりたいと手を挙げてくれたスタッフだったので、思いが一つになっていました。撮影を通じて体調がよくなったという方もいますし。古川さんにはロケ中に烏龍茶を振る舞ってもらったんですけど、スタッフの間では「烏龍茶の方」と有名で。皆を笑顔にしてくれた古川さんの存在は大きかったです。
放射線による害はない
園 : 土屋さんと古川さんは、ご親戚同士で株式会社を立ち上げられて、お米の生産から販売まで手掛けていらっしゃるんですね。起業されたのが2012年で、ちょうど風評被害が激しい時期だったと思いますが、実害はありましたか。
立ち上がる人々を描いた
大事なのは「天使」の心
今後のビジョン
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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