100年前の日本人「東洋のルソー」は台湾独立問題をどう見るか?

2016.02.10

1月の台湾総統選挙に勝ち、初の女性総統になる蔡英文(さい・えいぶん)氏。世界中が、このニューリーダーの誕生に注目している。

蔡氏の勝因は、「中国寄り」だった現職の馬英九氏の路線から脱却を訴え、中国とは一定の距離をとる「現実路線」が有権者の心をつかんだことだ。

長らく台湾は、中国にすり寄るか、台湾独立を死守するかの、2択で揺れてきた。成長する中国経済の恩恵にあずかりたい一方、中国にのみこまれたくない――。そこには、台湾が小国であるがゆえの「ジレンマ」が見え隠れする。

この安全保障をめぐるジレンマをどう乗り越えるべきか。

日本で100年以上前に出版された、後に「東洋のルソー」と評されるある人物の著作が、その解決のヒントになる。

続きは2ページ目へ(有料記事)


タグ:

「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画



記事ランキング

ランキング一覧はこちら